オープン登録期間の構成オプション

プログラムまたはプログラム外のプランにオープン予定イベントを追加する際には、処理の日付と登録ルールを指定する必要があります。

このトピックの内容は次のとおりです。

  • オープン予定イベントの追加

  • 登録期間の作成

    • 登録期間とルール選択に関する推奨事項

    • ライフ・イベント割当日の選択に関する追加情報

    • 登録期間クローズ日ルールの選択に関する追加情報

  • 回復ルールの選択

オープン予定イベントの追加

オープン・イベントを追加するには、「プラン構成」作業領域で:

  1. プログラムまたはプログラム外のプランの「登録」ページを開きます。

  2. 階層で、プログラムまたはプログラム外のプランを選択し、「予定」タブを選択します。

  3. リストから「オープン」を選択します(デフォルトでは管理イベントを作成するように設定されています)。

  4. 「期間」セクションで、「作成」をクリックします。

  5. 登録期間を作成します。

登録期間の作成

次の表は、構成可能なフィールドと、フィールドの説明、および推奨値の例を示したものです。

日付の例は、オープン登録期間が11月中で、選択の有効日が次の年の1月1日である場合を想定したものです。

フィールド

説明

推奨値の例

登録期間開始日

オープン登録期間の初日です。

2015年11月1日

登録期間終了日

オープン登録期間の最終日です。

2015年11月30日

デフォルト割当日

デフォルトの福利厚生アサイメントが行われる日付です。

通常、これはオープン登録期間開始日と同じ日付です。そのため、登録時に加入者に表示される放棄や以前の選択は最小限に抑えられます。

2015年11月1日

ライフ・イベント割当日

オープン・イベントの有効日です。この日付で適格が評価され、レートが決定されます。

オープン・イベントの場合、この日付は通常、新規福利厚生年の初日です。

2016年1月1日

処理締め日

福利厚生担当者が加入者に代わって選択変更を行うことができる最後の日です。

2015年12月15日

登録期間クローズ日ルール

オープン・イベントを「開始済」から「処理済」フェーズに進展させるオカレンスです。

処理終了時

年期

福利厚生選択が有効となる年です。

2016年1月1日から2016年12月31日

期間決定ルール

次の際における登録期間の決定方法です。

  • イベントをバックアウトして再処理する際

  • イベントが別のライフ・イベントの登録ウィンドウ内で発生した際

登録期間開始または先日付の開始いずれか後の日付

補償範囲開始日

ビジネス要件に応じたルールを選択します。

例: 福利厚生プランの補償範囲がライフ・イベント割当日(このシナリオでは、2016年1月1日)に開始されるようにする場合は、「イベント」を選択します。

イベント

前の補償範囲終了日

ビジネス要件に応じたルールを選択します。

例: 補償範囲開始日ルールとして「イベント」を選択した場合は、対応する1日前のイベント・ルールも選択して、ライフ・イベント割当日の前日に前の補償範囲を終了します。このシナリオでは、イベント日は2016年1月1日なので、前の補償範囲終了日は2015年12月31日です。

イベントの1日前

レート開始日

ビジネス要件に応じたルールを選択します。

例: 福利厚生プランのレートがライフ・イベント割当日(このシナリオでは、2016年1月1日)に開始されるようにする場合は、「イベント」を選択します。

イベント

前のレート終了日

ビジネス要件に応じたルールを選択します。

例: レート開始日ルールとして「イベント」を選択した場合は、対応する1日前のイベント・ルールを選択して、ライフ・イベント割当日の前日に前のレートを終了します。このシナリオでは、イベント日は2016年1月1日なので、前のレート終了日は2015年12月31日です。

イベントの1日前

ライフ・イベント割当日の選択

イベント日は、年齢に基づく導出要因(帰属所得など)の評価にとって重要です。

例: 米国では、帰属所得の計算に、現行年度末時点での加入者の年齢が使用されます。そのため、プラン年が2016年の場合、計算には2016年12月31日時点での加入者の年齢が使用されます。

2016プラン年のライフ・イベント割当日が2015年12月下旬である場合、個人の年齢は2015年12月31日時点で計算されます。この年齢は帰属所得目的としては不正確なものとなります。

登録期間クローズ日ルールの選択

オープン・イベントのビジネス要件に合った日付を指定します。次の表は、ルール選択の例と、それらをどのような場合に選択するかを示したものです。

ルール

どのような場合に選択するか

処理終了時

加入者の登録期間終了日とオープン・イベントの日付の間に開きがある場合。

これにより、イベントのクローズ前に調整を行うことができます。

登録期間終了時

登録期間の終了後に追加の処理日がある場合。

回復ルールの選択

オープン登録期間中、回復ルールを使用して、次の場合に選択を回復できます。

  • オープン・イベントが誤ってバックアウトされた

  • 中間ライフ・イベントによってオープン・イベントがバックアウトされた

作成したライフ・イベントに適用されるデフォルトの回復ルールは、「ライフ・イベントに選択肢の変更がない場合、すべて回復」です。

デフォルト・ルールでは、オープン登録選択肢が次の日付の間に変更されなかった場合にのみ、選択が回復されます。

  • ユーザーがオープン・イベントをバックアウトした日付

  • ユーザーがオープン・イベントを再処理した日付

選択を回復できるのは、未処理ステータスを使用してライフ・イベントをバックアウトした場合に限られます。