育成目標ライブラリからのライブラリ目標の制限に関する考慮事項
組織では、従業員の育成プランに追加する育成目標を作成するために従業員とマネージャが使用できるライブラリ目標を制限できます。表示できるのは、個人のビジネス・ユニット、部門、法的エンティティおよびジョブ・ファミリに関連するライブラリ目標のみです。
ライブラリ目標の制限を有効にする方法
表示されるライブラリ目標を制限するには、管理者は次のタスクを実行する必要があります。
- 「ワークフォース開発」オファリングの「キャリア開発」機能を編集します。次に、「ライブラリ目標の制限」オプションを有効にします。
- ライブラリ目標のビジネス・ユニット、部門、法的エンティティ、ジョブ・ファミリなどのワークフォース・ストラクチャ・パラメータを定義します。
ライブラリ目標が制限されている場合にどうなるか
この表は、管理者がこの機能を有効にした場合に、ライブラリ目標についてタレント管理ユーザーがどのように制限されるかを示しています。
シナリオ | この機能が有効であるときに、ユーザーが育成目標ライブラリから選択して使用できるライブラリ目標 |
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就業者が自身の人材開発プランにライブラリ目標を追加します。 | 就業者のプライマリ・アサイメントのビジネス・ユニット、部門、法的エンティティおよびジョブ・ファミリに関連するライブラリ目標のみ |
マネージャまたはHR担当者が個人の「キャリア開発」ページまたはスポットライト・ページで、チーム・メンバーの人材開発プランにライブラリ目標を追加します。 | チーム・メンバーのプライマリ・アサイメントのビジネス・ユニット、部門、法的エンティティおよびジョブ・ファミリに関連するライブラリ目標のみ |
マネージャまたはHR担当者が「キャリアの概要」ページで、複数のチーム・メンバーにライブラリ目標を追加します。 | マネージャまたはHR担当者のプライマリ・アサイメントのビジネス・ユニット、部門、法的エンティティおよびジョブ・ファミリに関連するライブラリ目標のみ |
ファシリテータがタレント・レビュー会議の実施時に、目標ライブラリの育成目標をレビュー対象就業者のメンバーに追加します。 | メンバーのプライマリ・アサイメントのビジネス・ユニット、部門、法的エンティティおよびジョブ・ファミリに関連するライブラリ目標のみ |
タレント・プール所有者が、育成目標ライブラリからタレント・プールに育成目標を追加します。 | タレント・プール所有者のプライマリ・アサイメントのビジネス・ユニット、部門、法的エンティティおよびジョブ・ファミリに関連するライブラリ目標のみ |
HR担当者が「自分のクライアント・グループ」にナビゲートしたときに使用可能な管理者ページを使用する場合、この制限は適用されません。これらの管理者ページで任意のライブラリ目標を選択して追加できます。