データベース・エラーの処理

SQLEXEC句のERRORオプションを使用して、Oracle GoldenGateに次のいずれかの方法でレスポンスするように指示します。

表11-2 ERRORオプション

アクション 説明
IGNORE

Oracle GoldenGateに、ストアド・プロシージャまたは問合せに関連するすべてのエラーを無視させ、処理を継続させます。どのパラメータ抽出の結果も、列の欠落状態となります。これはデフォルトです。

REPORT

ストアド・プロシージャまたは問合せに関連するすべてのエラーが破棄ファイルにレポートされるようにします。このレポートは、エラーの原因の追跡に役立ちます。ここには、エラーの説明と、プロシージャまたは問合せとやり取りしたパラメータの値の両方が含まれます。Oracle GoldenGateで、エラーのレポート後、処理が続けられます。

RAISE

Replicatのパラメータ・ファイルに指定されたREPERRORパラメータの設定によるルールに従ってエラーを処理します。Oracle GoldenGateは、エラーを処理する前に、現在のTABLE文またはMAPに関連付けられた他のストアド・プロシージャまたは問合せの処理を継続します。

FINAL

実行方法はRAISEとほぼ同じですが、プロシージャまたは問合せに関連付けられたエラーが発生すると、残りのすべてのストアド・プロシージャおよび問合せは省略されます。エラー処理は、エラーの直後にコールされます。

FATAL

プロシージャまたは問合せに関連するエラーを検出したときに、即座にOracle GoldenGateを異常終了させます。