証跡ファイル管理
Extractプロセスは、ソース・システム(データベース)のトランザクション・ログから、他のOracle GoldenGateプロセスによって使用される証跡ファイルに変更を取得します。
Extractは、1つまたは複数の証跡ファイルに書き込むことができます。証跡は、必要に応じて作成およびエージングされる一連のファイルです。証跡を読み取るプロセスには、次のものがあります。
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Replicat: Replicatは、ターゲット・デプロイメントで受信した証跡ファイルを読み取ります。
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Distribution Service: 後続の処理のために必要に応じてローカル証跡からデータを抽出し、ターゲット・システムに転送します。
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Receiver Service: 証跡を受信してReplicatに転送します。これにより、証跡が読み取られ、変更データがターゲット・データベースに適用されます。
複数の証跡を作成し、異なる表またはアプリケーションのデータを分けたり、カスケード・トポロジなどの特定のレプリケーション・トポロジの要件に適合させることができます。TABLE
文で指定した表を、Extractパラメータ・ファイルのEXTTRAIL
パラメータ文で指定した証跡にリンクします。
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Oracle GoldenGate証跡の記憶域の割当て
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証跡用の領域の見積
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証跡の追加
「LogDumpユーティリティを使用した証跡ファイル・レコードへのアクセス」も参照してください。