パラメータ置換の使用
パラメータ置換を使用すると、パラメータ・ファイルの作成時に静的な値を割り当てるかわりに、実行時に自動的にOracle GoldenGateのパラメータに値を割り当てることができます。この方法であれば、実行ごとに値が変化する場合に、パラメータ・ファイルを編集したり、異なる設定を含む複数のファイルを管理する必要がなくなります。必要な値は、実行時に簡単にエクスポートできます。パラメータ置換は、任意のOracle GoldenGateプロセスで使用できます。
パラメータ置換を使用する手順
例11-37 Windowsでのパラメータ置換
C:\> set EXTFILE=C:\ggs\extfile
C:\> set TABNAME=PROD.ACCOUNTS
C:\> replicat paramfile c:\ggs\dirprm\parmfl
例11-38 UNIX (Kornシェル)でのパラメータ置換
$ EXTFILE=/ggs/extfile $ export EXTFILE $ TABNAME=PROD.ACCOUNTS $ export TABNAME $ replicat paramfile ggs/dirprm/parmfl