既存のサービス・マネージャへのデプロイメントの追加
既存のサービス・マネージャにデプロイメントを追加するには、次のコマンドを使用してOGGCAユーティリティを実行します。
cd $OGG_HOME/bin
./oggca.sh
OGGCA構成ウィザードが表示されます。「既存のサービス・マネージャ」オプションは、「サービス・マネージャ・デプロイメント」画面で事前に選択されています。
-
「構成オプション」セクションで、「新規GoldenGateデプロイメントの追加」を選択して、既存のサービス・マネージャにデプロイメントを追加し、「次」をクリックします。
-
「サービス・マネージャ管理者アカウント」画面で、次のイメージに示すように、既存のサービス・マネージャのサービス・マネージャ・ログイン資格証明を指定し、「次」をクリックします。
-
「ユーザー・デプロイメント」画面で、次の表に示すように、新しいデプロイメントのオプションを構成します。
オプション 説明 デプロイメント名
デプロイメント名を指定します。
デプロイメント・ホーム
デプロイメントの場所を参照して選択します。
この場所は、サービス・マネージャおよびOracle GoldenGateインストーラの場所の外部にある必要があります。カスタマイズ
「カスタマイズ」ボタンをクリックして、構成ディレクトリに別の場所を指定します(
OGG_ETC_HOME
、OGG_CONF_HOME
、OGG_SSL_HOME
、OGG_VAR_HOME
、OGG_DATA_HOME
、OGG_ARCHIVE_HOME
、Performance Metrics DataStore Home
など)。ポート
Microservicesのポート番号を入力します。
管理サービス
分散サービス
レシーバ・サービス
パフォーマンス・メトリック・サービス。
データ・ストア・タイプ
パフォーマンス・メトリック・データの格納に必要なデータ・ストアのタイプを選択します。オプションには、BDBおよびLMDBがあります。
データ・ストア・ホーム
データ・ストア・ホーム・ディレクトリの場所を参照して選択します。
StatsD
デプロイメントに接続する必要があるStatsDサーバーの接続詳細を指定するには、このチェック・ボックスを選択します。StatsD有効チェック・ボックスを選択した後に、有効にするオプションを使用して、StatsDサーバーのホスト名と一意のポート番号を指定する必要があります。
StatsDホスト
StatsDサーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。この情報は、StatsDホストに接続するためにサービス・マネージャによって使用されます。StatsDサーバーは、Oracle GoldenGateデプロイメントが存在するホスト・マシンと同じ場所に配置でき、リモート・ホストに配置することもできます。
StatsDポート
StatsDホストのポート番号を入力します。デフォルトのポート番号は8125です。
サーバー証明書
サービス・マネージャのオプションの構成中にサーバー証明書ファイル(.pem)がすでに選択されているため、このボックスは無効になっています。
サーバー秘密キー
サーバー証明書秘密キー・ファイル(.key)は事前選択されています。
サーバーCA証明書
信頼できるRootCA証明書も事前選択されています。
クライアント証明書
必要に応じて、クライアント証明書ファイル(.pem)を参照して選択します。
クライアント秘密キー
関連付けられたクライアント証明書のクライアント証明書秘密キー・ファイル(.key)を参照して選択します。
クライアントCA証明書
関連付けられたクライアント証明書を検証する信頼できるrootCA証明書を参照して選択します。
TNS_ADMIN
(Oracleのみ)
tnsnames.ora
およびsqlnet.ora
ファイルの場所に基づいて、この環境変数の値を入力します。TNS_ADMIN
パラメータは、tnsnames.ora
やsqlnet.ora
などのファイルが存在するOracle Net Servicesのディレクトリ・パスを指定します。tnsnames.ora
ファイルは、データベース・サービスの接続記述子にマップされるネット・サービス名を含む構成ファイルです。レプリケーション・スキーマ
Oracle GoldenGateデータベース管理者ユーザーのスキーマ名を指定します。
環境変数
このボタンをクリックして、「環境変数」ダイアログ・ボックスを開きます。これには、事前設定された環境変数
$OGG_HOME
および$LD_LIBRARY_PATH
のパスが含まれます。一部の変数は固定で、その他の変数は拡張可能で、さらに変数を追加できます。 -
ユーザー管理者アカウント画面で、新しいデプロイメントのログイン資格証明を入力します。強力なパスワードを使用してください。「次」をクリックします。
-
「サマリー」画面でデプロイメントの構成を確認します。「終了」をクリックして「次」をクリックします。
-
「デプロイメントの構成」画面にデプロイメント設定の進行状況を表示します。デプロイメントが正常に追加されると、デプロイメントが正常に追加されたことを示すメッセージが表示されます。「次」をクリックします。
-
「終了」画面で「閉じる」をクリックしてOGGCAを終了します。