ターゲット開始分散パスの管理

ターゲット開始分散パスの管理について学習します。

ターゲット開始分散は、レシーバ・サービスおよび分散サービスから構成できます。

レシーバ・サービス・パス情報の確認

レシーバ・サービスの「プロセス情報」ページから、パスのアクティビティを常にモニターできます。

  • Network Statistics: ネットワーク統計情報には、ターゲットの証跡ファイル名、ポート番号、書き込まれた合計メッセージ数などの詳細が含まれます。必要な場合には、この情報を使用して、Distribution Serviceに戻ってネットワーク・パラメータをチューニングできます。

  • ファイルI/O統計: ファイルIO統計には、合計読取りバイト数や合計アイドル時間などが含まれます。

レシーバ・パス統計

レシーバ・パスの統計を確認および編集するには、レシーバ・サービスのホームページの左側のナビゲーション・ペインでレシーバ・パスの名前をクリックします。選択したレシーバ・パスに関連する次の統計を表示できます。

  • LCR表: LCRのタイプとLCRの現在の値が含まれます。

  • DDL表: トランザクションのタイプ(DDLまたはDML)が含まれ、実行された挿入、更新、アップサートおよび削除の数が表示されます。

  • 統計表: LCR読取り値やLCR送信値の数など、パスの統計詳細が含まれます。「検索」ボックスを使用して、この表から特定のエントリを検索することもできます。

レシーバ・サービスからの分散パス・ネットワーク統計のアクセス

レシーバ・サービスから、関連する分散パスのネットワーク統計およびファイル入出力統計をモニターできます。分散パスのネットワーク統計を表示するには、次の手順を実行します。
  1. 左側のナビゲーション・ペインで、「分散パス」をクリックし、「ネットワーク統計」を選択します。

  2. 最新の情報がページに表示されない場合は、「ネットワーク統計」ページをリフレッシュします。

分散パスのネットワーク統計情報には、次の詳細が含まれます。
  • ターゲット証跡ファイル名。

  • 分散パスのソース・ホスト名。

  • 分散パスの転送プロトコル。オプションには、ogg、wssおよびwsがあります。

  • 分散サービスのポート番号。

  • 合計受信バイト数。

  • 合計書出しバイト数

  • 受信されたメッセージの合計

  • 合計書出しメッセージ数

  • メッセージ書込みの待機時間

  • メッセージ受信の待機時間

  • 合計読取りバイト数、ファイルへの合計書込みバイト数、合計アイドル時間などのファイルIO統計。