データベース接続の追加
ExtractおよびReplicatプロセスには、作業データベース接続が必要です。次のステップに従って、レプリケーション用のソース・ホストとターゲット・ホストを接続するデータベース接続を作成します。
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Administration Serviceインタフェースを起動してログインします。
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左側のナビゲーション・ペインで「DB接続」をクリックします。
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「DB接続」の横にあるプラス記号(+)をクリックします。「資格証明」ダイアログ・ボックスが表示されます。
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表示されたフィールドに次の詳細を入力します。
ノート:
次に示すフィールドはすべて、すべてのデータベースに適用できるとはかぎりません。各フィールドの詳細を確認して、データベースに適用可能かどうかを確認してください。-
資格証明ドメイン
データベース資格証明を関連付けるドメイン名を指定します。たとえば、ドメイン名を指定しない場合は、OracleGoldenGateがデフォルトのドメイン名となります。
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資格証明別名
これはデータベース資格証明の別名です(
ggeast
など)。 -
接続タイプ
データベースへの接続に使用する接続のタイプ。使用可能な接続タイプは次の2つです。
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データ・ソース名
データベース接続のDSNエントリ。
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データベース・サーバーおよびポート
このオプションを選択すると、「データベース・ホスト名またはIPアドレス」および「ポート番号」フィールドが表示されます。それぞれ、データベースのホスト名またはIPアドレスとポート番号を指定します。
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データ・ソース名
データベース接続のDSNエントリ。
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データベース・サーバー / データベース・ホスト名またはIPアドレス
データベースが実行されているサーバーの名前またはIPアドレス。
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ポート / ポート番号
データベース・サーバーに接続するためのポート番号。
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データベース名
接続するデータベースの名前。
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ユーザーID
データベース・ユーザーのユーザーIDまたはユーザー名。
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パスワードおよびパスワードの確認
データベース・ユーザーがデータベースにログインするために使用するパスワード。
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セキュリティ・プロトコル
データベースへの接続に使用されるセキュリティ・プロトコル。次の3つのセキュリティ・プロトコルのいずれかを使用できます。
- プレーンテキスト
「接続タイプ」が「データベース・サーバーおよびポート」の場合は、これがデフォルトのセキュリティ・プロトコルです。
- TLS
SQL Serverに対してこのオプションを選択すると、デフォルトで「サーバー証明書を信頼」オプションが選択されます。「サーバー証明書を信頼」オプションの選択を解除する場合は、「SSLパス」および「SSL証明書」オプションの値を指定する必要があります。
- mTLS
- プレーンテキスト
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SSLモード: 使用可能なオプションは次のとおりです。
- MySQLの場合は、PREFERRED、REQUIRED、VERIFY_CAおよびVERIFY_IDENTITY。
- PostgreSQLの場合は、PREFER、REQUIRE、VERIFY-CA、VERIFY FULL。
該当するSSLモードを選択します。
MySQLにPREFERREDまたはREQUIRED、PostgreSQLにPREFERまたはREQUIREを選択する場合は、「追加属性」テキスト・ボックスに適用可能な追加の属性を指定します。MySQLにVERIFY_CAまたはVERIFY_IDENTITYのSSLモード、またはPostgreSQLにVERIFY_CAまたはVERIFY_IDENTITYのSSLモードを選択すると、次のフィールドが表示されます。- SSLパス: 信頼できるSSL認証局(CA)証明書ファイルが格納されるディレクトリのパス名。
- SSL CA: PEM形式のCA証明書ファイルのパス。
- SSL CRL: PEM形式の証明書失効リストが格納されるファイルのパス。
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追加属性: このフィールドに追加情報を指定します。
「mTLS」モードを選択すると、次のサブオプションが表示されます。 -
SSLモード: 使用可能なオプションは次のとおりです。
- MySQLの場合は、PREFERRED、REQUIRED、VERIFY_CAおよびVERIFY_IDENTITY。
- PostgreSQLの場合は、PREFER、REQUIRE、VERIFY-CA、VERIFY FULL。
MySQLにPREFERREDまたはREQUIRED、またはPostgreSQLにPREFERまたはREQUIREを選択すると、次のフィールドが表示されます。- SSLパス: PEM形式の信頼できるSSL認証局(CA)証明書ファイルが格納されるディレクトリのパス。
- SSL証明書: PEM形式のSSL公開キー証明書ファイルのパス。クライアント側では、これはクライアント公開キー証明書であり、サーバー側では、これはサーバー公開キー証明書です。
- SSLキー: PEM形式のSSL秘密キー・ファイルのパス。クライアント側では、これはクライアント秘密キーであり、サーバー側では、これはサーバー秘密キーです。
- SSL CA: PEM形式のCA証明書ファイルのパス。
- SSL CRL: PEM形式の証明書失効リストが格納されるファイルのパス。
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追加属性: このフィールドに追加情報を指定します。
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「発行」をクリックします。
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データベースの接続アイコンをクリックして、接続が正しく機能していることを確認します。接続に成功すると、データベースに接続アイコンが青に変わります。接続が成功すると、チェックポイント表とハートビート表を設定するためのセクションも表示されます。
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「DB接続」ページで、「アクション」列から次のタスクを実行することもできます。
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データベースに接続
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DB接続のコピー
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DB接続の変更
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DB接続の削除
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データベースに正常に接続した後、ExtractおよびReplicatに必要なTRANDATA、SCHEMATRANDATA、チェックポイント表およびハートビート表を追加できます。