データベース接続の追加

ExtractおよびReplicatプロセスには、作業データベース接続が必要です。次のステップに従って、レプリケーション用のソース・ホストとターゲット・ホストを接続するデータベース接続を作成します。

  1. Administration Serviceインタフェースを起動してログインします。

  2. 左側のナビゲーション・ペインで「DB接続」をクリックします。

  3. 「DB接続」の横にあるプラス記号(+)をクリックします。「資格証明」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  4. 表示されたフィールドに次の詳細を入力します。

    ノート:

    次に示すフィールドはすべて、すべてのデータベースに適用できるとはかぎりません。各フィールドの詳細を確認して、データベースに適用可能かどうかを確認してください。
    • 資格証明ドメイン

      データベース資格証明を関連付けるドメイン名を指定します。たとえば、ドメイン名を指定しない場合は、OracleGoldenGateがデフォルトのドメイン名となります。

    • 資格証明別名

      これはデータベース資格証明の別名です(ggeastなど)。

    • 接続タイプ

      データベースへの接続に使用する接続のタイプ。使用可能な接続タイプは次の2つです。

      • データ・ソース名

        データベース接続のDSNエントリ。

      • データベース・サーバーおよびポート

        このオプションを選択すると、「データベース・ホスト名またはIPアドレス」および「ポート番号」フィールドが表示されます。それぞれ、データベースのホスト名またはIPアドレスとポート番号を指定します。

    • データ・ソース名

      データベース接続のDSNエントリ。

    • データベース・サーバー / データベース・ホスト名またはIPアドレス

      データベースが実行されているサーバーの名前またはIPアドレス。

    • ポート / ポート番号

      データベース・サーバーに接続するためのポート番号。

    • データベース名

      接続するデータベースの名前。

    • ユーザーID

      データベース・ユーザーのユーザーIDまたはユーザー名。

    • パスワードおよびパスワードの確認

      データベース・ユーザーがデータベースにログインするために使用するパスワード。

    • セキュリティ・プロトコル

      データベースへの接続に使用されるセキュリティ・プロトコル。次の3つのセキュリティ・プロトコルのいずれかを使用できます。

      1. プレーンテキスト

        「接続タイプ」「データベース・サーバーおよびポート」の場合は、これがデフォルトのセキュリティ・プロトコルです。

      2. TLS

        SQL Serverに対してこのオプションを選択すると、デフォルトで「サーバー証明書を信頼」オプションが選択されます。「サーバー証明書を信頼」オプションの選択を解除する場合は、「SSLパス」および「SSL証明書」オプションの値を指定する必要があります。

      3. mTLS
      「TLS」オプションを選択すると、次の2つのサブオプションが表示されます。
    • SSLモード: 使用可能なオプションは次のとおりです。
      • MySQLの場合は、PREFERREDREQUIREDVERIFY_CAおよびVERIFY_IDENTITY
      • PostgreSQLの場合は、PREFERREQUIREVERIFY-CAVERIFY FULL

      該当するSSLモードを選択します。

      MySQLにPREFERREDまたはREQUIRED、PostgreSQLにPREFERまたはREQUIREを選択する場合は、「追加属性」テキスト・ボックスに適用可能な追加の属性を指定します。
      MySQLにVERIFY_CAまたはVERIFY_IDENTITYのSSLモード、またはPostgreSQLにVERIFY_CAまたはVERIFY_IDENTITYのSSLモードを選択すると、次のフィールドが表示されます。
      • SSLパス: 信頼できるSSL認証局(CA)証明書ファイルが格納されるディレクトリのパス名。
      • SSL CA: PEM形式のCA証明書ファイルのパス。
      • SSL CRL: PEM形式の証明書失効リストが格納されるファイルのパス。
    • 追加属性: このフィールドに追加情報を指定します。

      「mTLS」モードを選択すると、次のサブオプションが表示されます。
    • SSLモード: 使用可能なオプションは次のとおりです。
      • MySQLの場合は、PREFERREDREQUIREDVERIFY_CAおよびVERIFY_IDENTITY
      • PostgreSQLの場合は、PREFERREQUIREVERIFY-CAVERIFY FULL
      MySQLにPREFERREDまたはREQUIRED、またはPostgreSQLにPREFERまたはREQUIREを選択すると、次のフィールドが表示されます。
      • SSLパス: PEM形式の信頼できるSSL認証局(CA)証明書ファイルが格納されるディレクトリのパス。
      • SSL証明書: PEM形式のSSL公開キー証明書ファイルのパス。クライアント側では、これはクライアント公開キー証明書であり、サーバー側では、これはサーバー公開キー証明書です。
      • SSLキー: PEM形式のSSL秘密キー・ファイルのパス。クライアント側では、これはクライアント秘密キーであり、サーバー側では、これはサーバー秘密キーです。
      MySQLにVERIFY_CAまたはVERIFY_IDENTITYのSSLモード、またはPostgreSQLにVERIFY_CAまたはVERIFY_IDENTITYのSSLモードを選択すると、前述のフィールドに加えて、次のフィールドが表示されます。
      • SSL CA: PEM形式のCA証明書ファイルのパス。
      • SSL CRL: PEM形式の証明書失効リストが格納されるファイルのパス。
    • 追加属性: このフィールドに追加情報を指定します。

  5. 「発行」をクリックします。

  6. データベースの接続アイコンをクリックして、接続が正しく機能していることを確認します。接続に成功すると、データベースに接続アイコンが青に変わります。接続が成功すると、チェックポイント表とハートビート表を設定するためのセクションも表示されます。

  7. 「DB接続」ページで、「アクション」列から次のタスクを実行することもできます。
    • データベースに接続

    • DB接続のコピー

    • DB接続の変更

    • DB接続の削除

データベースに正常に接続した後、ExtractおよびReplicatに必要なTRANDATA、SCHEMATRANDATA、チェックポイント表およびハートビート表を追加できます。