Extractリカバリのモニター
長時間実行トランザクションがオープンしているときにExtractが異常終了すると、Extractの再起動時のリカバリに時間がかかることがあります。処理状態をリカバリするため、Extractは、必要に応じて以前のオンライン・ログとアーカイブ・ログを検索し、その長時間実行トランザクションの最初のログ・レコードを検出する必要があります。トランザクションの開始時点が古いほど、一般的にリカバリにかかる時間も長くなり、Extractは停止したように見えることがあります。
Extractのリカバリ状況が適切であることを確認するには、
SEND EXTRACT
コマンドをSTATUS
オプション付きで使用します。次のステータス記録のいずれかが表示されるため、リカバリの実行中にExtractがそのログ読取り位置を変更するのに応じて、作業の進行状況を追跡できます。
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In recovery[1]
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Extractは、トランザクション・ログのチェックポイントにリカバリ中です。これは、BRチェックポイント・ファイル、アーカイブ/オンライン・ログ、またはアーカイブ/オンライン・ログのリカバリ・チェックポイントからの読取りを意味します。