インスタンス化後の処理の監視および制御
ターゲットをインスタンス化し、レプリケーションが有効になったら、プロセスを制御し、レプリケーション環境の全体的な正常性を確認することができます。
Replicatを統合モードで構成した場合は、STATS REPLICAT
コマンドを使用し、直接適用モードで適用されたトランザクション数と比較した、統合モードで適用されたトランザクション数に関する統計を確認できます。
STATS REPLICAT group
このコマンドの出力によって、適用されたトランザクションの数、直接適用にリダイレクトされたトランザクションの数、直接トランザクション比率などの統計が示されます。この統計値により、統合Replicatが意図したとおりに実行されているかどうかを判断できます。環境に問題がなく、直接適用操作率が高い場合は、非統合Replicatの使用を検討します。統合Replicatで並列度を構成できます。
ノート:
統計値を現実的なものにするために、適用統計を表示するのは、Oracle GoldenGate環境が適切に確立され、構成エラーが解決され、予期された処理エラーが適切に処理されたことが確認された後にしてください。
すべてのプロセスが正常に実行され、エラーがエラー処理ルールに従って処理されることを確認するには、「エラー管理」を参照してください。Oracle GoldenGateには、プロセスのステータス、ラグ、警告およびその他の情報を表示するコマンドやログが用意されています。