Db2 for i用のOracle GoldenGateの準備

Oracle GoldenGateを準備して、ソースのDb2 for iデータベースからデータ・レプリケーションを開始し、サポートされているターゲット・データベースに適用する方法について説明します。

GLOBALSファイルの更新

GLOBALSパラメータ・ファイルには、Oracle GoldenGateインスタンス内のすべてのプロセスに影響するパラメータが含まれています。

GGSCHEMAは、Oracle GoldenGateの必須パラメータであり、必要なOracle GoldenGateデータベース・オブジェクトに対してOracle GoldenGateがリモート・システムで使用するスキーマを定義します。

GLOBALSパラメータのNAMECCSIDは、Db2 for iに固有であり、システムCCSIDとは異なるCCSIDによって参照されるオブジェクト名がSQLカタログに含まれる場合は必須となります。SQLカタログはシステムCCSIDで作成されますが、問合せ時にこの違いは示されません。NAMECCSIDを使用して正しいCCSID値を指定しないかぎり、Oracle GoldenGateはカタログに対して誤った問合せを実行し、その名前を検索する可能性があります。詳細は、Oracle GoldenGateパラメータおよび機能リファレンスを参照してください。

オブジェクト名の指定

Oracle GoldenGateのコマンドおよびパラメータでは、SQL名形式、library_name/file_name(member_name)の形式のネイティブ名、両者の混在がサポートされます。ネイティブ・ファイル・システム名にメンバー名が含まれない場合、すべてのメンバーがOracle GoldenGateプロセスによって暗黙的に選択されます。SQL名の場合は、最初のメンバーのみが使用されます。

二重引用符で囲まれたオブジェクト名の大/小文字の区別をサポートするには、Oracle GoldenGateパラメータ・ファイルでそれらの名前を二重引用符で囲んで指定します。これは、SQL名でもネイティブ・ファイル・システム名でも同様です。

DB2 for i以外のプラットフォームでMAP文にネイティブ表名を指定するときは、Oracle GoldenGateがセパレータ文字として正しく解釈するように、名前を二重引用符で囲む必要があります。

他のOracle GoldenGateの管理ドキュメントやリファレンス内の用語との一貫性を保つため、ここに示すように、SQLの用語「スキーマ」および「表」をDB2 for iデータのコンテナの意で使用します。

表7-7 ネイティブとSQLのオブジェクト名の関係

ネイティブ SQL ノート

ライブラリ

(最大長10)

スキーマ

(最大長128)

オペレーティング・システムによって、SQLで作成されたスキーマに対応するネイティブ名が作成されます。

ファイル

(最大長10)

(最大長128)

オペレーティング・システムによって、SQLで作成された表に対応するネイティブ名が作成されます。

メンバー

該当なし

実際のデータが含まれます。FILEオブジェクトの最初メンバーのみがSQLを介してアクセスされます。他のメンバーのデータにアクセスするには、ネイティブ・システム名を使用する必要があります。

システム・クロックの調整

システム・クロックをUTC(協定世界時)時間に設定し、DB2 for iシステム値でタイムゾーン・オフセットを使用して正しいローカル時間を表すことをお薦めします。この設定が正しく行われている場合、レプリケーションに悪影響を及ぼすことなく、ローカルの夏時間の調整が自動的に行われます。