Oracle GoldenGateのためのトランザクション・ログの構成
DML操作を取得するために、Oracle GoldenGateはデフォルトでDb2 LUWのオンライン・ログを読み取ります。ただし、オンライン・ログが使用可能でない場合は、アーカイブ・ログを読み取ります。Oracle GoldenGateの処理の継続性と整合性を確実にするために、ログを次のように構成します。
トランザクション・ログの保持
データベースのバージョンに応じて次のパラメータ・セットのいずれかを有効にすることで、ロールフォワード・リカバリ用にトランザクション・ログを保持するようにデータベースを構成します。
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Db2 LUW 10.1以上:
LOGARCHMETHパラメータを次のように設定します。-
LOGARCHMETH1をLOGRETAINに設定します。 -
LOGARCHMETH2をOFFに設定します。
また、フォワード・リカバリが有効であるかぎり、他の
LOGARCHMETHオプションを使用できます。たとえば、次のものは有効です。-
LOGARCHMETH1をDISKに設定します。 -
LOGARCHMETH2をTSMに設定します。
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ログ保存パラメータを判別する手順:
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データベースに接続します。
db2 connect to
databaseuserusernameusingpassword -
データベース名を取得します。
db2 list db directory
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データベースのデータベース構成を取得します。
db2 get db cfg fordatabase確認するフィールドは次のとおりです。
Log retain for recovery status = RECOVERY User exit for logging status = YES
ログ保存パラメータを設定する手順:
アーカイブ・パスの指定
Db2 LUWのOVERFLOWLOGPATHパラメータをアーカイブ・ログ・ディレクトリに設定します。ノードは、指定したパス変数に自動的にアタッチされます。
db2 connect todatabasedb2 update db cfg using overflowlogpath "path"
ノード自体をパスから除外します。たとえば、アーカイブ・ログ・ディレクトリへのフルパスが/sdb2logarch/oltpods1/archive/OLTPODS1/NODE0000である場合、OVERFLOWLOGPATH値は、/sdb2logarch/oltpods1/archive/OLTPODS1として指定します。