チェックポイント表の作成

Replicatは、Db2 for iターゲット・データベースのチェックポイント表にチェックポイントを保持します。各チェックポイントは、Replicatトランザクション内で、ジャーナル処理される必要があるチェックポイント表に書き込まれます。チェックポイントはトランザクションに対して成功または失敗のいずれかであるため、プロセスまたはデータベースで障害が発生した場合でも、トランザクションは一度のみ適用されることがReplicatにより保証されます。

ジャーナル処理を指定してチェックポイント表を作成する一般的な方法は、次のとおりです。

  1. ターゲット・システムで、Replicatチェックポイント・ファイルを作成します。

    チェックポイント・ファイルに使用されるジャーナル名を設定します。デフォルトは<GGSCHEMA>/OGGJRNです。これは、DEFAULTJOURNALコマンドを使用してデフォルトを設定することで変更できます。DEFAULTJOURNALコマンドの構文は次のとおりです。

    DEFAULTJOURNAL library_name/journal_name
    

    説明: library_nameはライブラリの名前で、journal_nameは、オプションでジャーナルを指定できる後続の操作に使用されるジャーナルの名前です。

  2. チェックポイント表を追加します。
    ADD CHECKPOINTTABLE library_name.chkptab 
    
    Successfully created checkpoint table kgr.chkptab 
    
  3. チェックポイント表にジャーナル処理を追加します。
    ADD TRANDATA library_name.CHKPTAB
    

チェックポイント表の作成の詳細は、「チェックポイント表の追加」を参照してください。