Replicatパラメータ・ファイルの構成

Replicatパラメータ・ファイルを構成して、プラガブル・データベースに対してReplicatを構成します。Replicatは、プラガブル・データベース内の任意のモードで動作できます。次のステップで、Replicatパラメータ・ファイルを構成します。
  1. ターゲット・システムで、Oracle GoldenGateコマンドライン・インタフェースを使用してReplicatパラメータ・ファイルを作成します。

    EDIT PARAMS groupname

    nameはReplicatグループの名前です。

  2. 次に示す順序でReplicatパラメータを入力します。パラメータ文ごとに新しい行を開始します。
    サンプルReplicatパラメータ・ファイルを次に示します。
    REPLICAT repe
    USERIDALIAS ggeast DOMAIN OracleGoldenGate
    
    -- In case of Parallel Replicat:
    MAP_PARALLELISM 2
    APPLY_PARALLELISM 4
    SPLIT TRANS_RECS 50000
    
    -- In case of Integrated Replicat:
    DBOPTIONS INTEGRATEDPARAMS(PARALLELISM 4)
    DBOPTIONS INTEGRATEDPARAMS(EAGER_SIZE 20000)
    
    DDL EXCLUDE ALL
    DDLERROR default discard
    REPERROR (default,discard)
    DDLOPTIONS REPORT
    SOURCECATALOG DBEAST MAP hr.*, TARGET hr.*;
    

    パラメータ 説明

    REPLICAT group

    groupは、Replicatグループの名前です。

    USERIDALIAS alias

    Replicatに割り当てられているユーザーのデータベース・ログイン資格証明のエイリアスを指定します。この資格証明は、Oracle GoldenGate資格証明ストアに存在する必要があります。

    DBOPTIONS INTEGRATEDPARAMS (parameter[, ...])

    このパラメータ指定は、統合モードのReplicatに適用されます。インバウンド・サーバーのオプション・パラメータを指定します。

    MAP [container.]schema.object | library/file | library/file(member), TARGET [container.]schema.object | library/file | library/file(member);

    ソース表または順序、複数オブジェクト、および対応するターゲットオブジェクトの関係を指定します。

    • MAPは、ソース表または順序、またはオブジェクトのワイルドカード・セットを指定します。
    • TARGETは、ターゲット表または順序、またはオブジェクトのワイルドカード・セットを指定します。
    • containerは、コンテナの名前です(ソース・データベースがマルチテナント・コンテナ・データベースの場合)。
    • schemaは、スキーマ名またはスキーマのワイルドカード・セットです。
    • objectは、表または順序の名前、またはオブジェクトのワイルドカード・セットです。
    • libraryは、IBM iライブラリ名またはワイルドカードを使用したライブラリのセットです。
    • fileは、IBM i物理ファイル名またはワイルドカードを使用した物理ファイルのセットです。
    • memberは、IBM i物理ファイル・メンバー名またはワイルドカードを使用したメンバー名のセットです。IBM iネイティブ名の形式(オプション・メンバーを含むライブラリ/ファイル)を使用する場合、有効なワイルドカードは、少なくとも1つの有効な文字の後に末尾のアスタリスク(*)または*ALLが続く名前のみです。

      ノート:

      メンバー名はオプションであり、オブジェクト名の一部として証跡にメンバー名を書き込む必要がある場合に指定する必要があります。メンバー名を指定しない場合、物理ファイル内のすべてのメンバーは、証跡内の単一のオブジェクトとして暗黙的にマージされます。

    このパラメータ文はセミコロンで終了します。

    ワイルドカード指定からオブジェクトを除外するには、MAPEXCLUDEパラメータを使用します。

  3. 構成に推奨されるオプションのReplicatパラメータを入力します。このファイルは、EDIT PARAMSコマンドを使用して、処理を開始する前にいつでも編集できます。
  4. ファイルを保存して閉じます。