COMPRESSUPDATES | NOCOMPRESSUPDATES

適用対象

Extract

説明

COMPRESSUPDATESおよびNOCOMPRESSUPDATESパラメータでは、ExtractがUPDATE操作の際に列をトレイル・レコードに書き込む方法を制御します。

COMPRESSUPDATESおよびNOCOMPRESSUPDATESは、パラメータ・ファイル内のすべてのTABLE文にグローバルに適用されるか、各TABLE文の個別スイッチとして使用できます。

GETUPDATEBEFORESは、ビフォア・イメージを取得するかどうかを決定するために使用され、COMPRESSUPDATESは、すべての列または選択した列のどちらを使用するかを決定します。デフォルトでは、更新操作のアフター・イメージのみがトレイルに書き込まれますが、GETUPDATEBEFORESとともにNOCOMPRESSUPDATESを使用すると、ビフォア・イメージも書き込まれ、競合の検出および解決ルールを実装するときに使用できます。

これらのパラメータは、次のデータベースをサポートしています。

  • DB2 LUW

  • DB2 z/OS

  • DB2 for i

  • MySQL

  • SQL Server

  • PostgreSQL

Oracleの場合は、LOGALLSUPCOLSパラメータを参照してください

デフォルト

COMPRESSUPDATES

構文

COMPRESSUPDATES | NOCOMPRESSUPDATES
COMPRESSUPDATES

Extractが更新操作のために行の主キーと変更された列のみをトレイルに書き込むようにするもので、デフォルト値です。これらを書き込むと、処理が必要なデータ量を制限しながら、(競合解決が不要であれば)適切なターゲット・レコードの更新に十分な情報を提供できます。

また、TABLEパラメータのKEYCOLSオプションで代替キーが定義されている場合は、主キーまたは一意キーが定義されているかどうかにかかわらず、これらの列がトレイルに書き込まれます。詳細は、KEYCOLS (columns)を参照してください。

NOCOMPRESSUPDATES

すべての列をトレイルに送信します。表定義に主キーまたは一意索引が含まれていない場合は、これがデフォルトになります。競合の検出および解決(CDR)機能を使用する場合は、NOCOMPRESSUPDATESも必要です。CDRの詳細は、手動競合検出および解決を参照してください。

PostgreSQLの場合、NOCOMPRESSUPDATESを使用すると、列が変更された場合にのみLOB列データがレコードのアフター・イメージに書き込まれます。