SOURCEDEFS

適用対象

Replicat

説明

SOURCEDEFSパラメータでは、ソース表またはファイルの定義が含まれるファイル名を指定します。形式Oracle GoldenGateリリース12.2.xのトレイル・ファイルが使用されるときには、トレイル・ファイルはオブジェクト定義のあるメタデータ・レコードを含んでいるため、ソース定義はデフォルトで必要とされません。ただし、異種のソースとターゲット間で、形式Oracle GoldenGateリリース12.1.x以下のトレイル・ファイルを使用して、データをレプリケートするとき、またはトレイル・ファイルがno_objectdefsオプションで作成されているときには、ソース定義は必要です。

Oracle GoldenGate構成に従って、ターゲット・システムのReplicatプロセスにSOURCEDEFSを使用します:

ソース定義ファイルを生成するには、DEFGENユーティリティを使用します。Replicatを起動する前に、仲介システムまたはターゲット・システムにこのファイルを送信してください。

たとえば、各SOURCEDEFSファイルに別々のアプリケーションの定義が保持されている場合など、複数のソース定義ファイルを使用するときは、パラメータ・ファイルで複数のSOURCEDEFS文を使用できます。

同じパラメータ・ファイルで、SOURCEDEFSASSUMETARGETDEFSを使用しないでください。

デフォルト

なし

構文

SOURCEDEFS file_name [OVERRIDE]
file_name

ソース・データ定義を含むファイルの相対名または完全修飾名。

OVERRIDE

デフォルトで、メタデータ・レコードの表定義はSOURCEDEFSファイルの定義よりも優先されます。

OVERRIDEを指定すると、Replicatに対して、メタデータではなく定義ファイルの定義を使用するように要求します。

例1   
SOURCEDEFS dirdef\tcust.def
例2   
SOURCEDEFS /ggs/dirdef/source_defs