3.4.4 インスタンスのセッション・タイムアウトの構成

インスタンスのセッション・タイムアウトの属性を使用して、Webブラウザが開いたまま放置されたコンピュータの露出をアプリケーション・レベルで減らします。

インスタンス管理者は、「インスタンスの設定」、「セキュリティ」ページでインスタンスのセッション・タイムアウトを構成できます。

インスタンスに対してセッション・タイムアウト属性を構成するには、次の手順を実行します。

  1. APEX管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
  4. 「セッション・タイムアウト」の下で:
    1. 最大セッションの長さ - セッションが存続し、このAPEXインスタンスでアプリケーションによって使用できる時間(秒)を定義します。この設定よりも、対応するワークスペースレベルの設定とアプリケーションレベルの設定が優先されます。
      • セッションの存続期間を制御する正の整数を入力します。

      • セッションが無期限に存在するようにするには、0を入力します。

      • 値をデフォルトの8時間(28800秒)に戻すには、値を空のままにします。

    2. 最大セッション・アイドル時間 - セッション・アイドル時間は、最後のページ・リクエストと次のページ・リクエストの間の時間です。この設定よりも、対応するワークスペースレベルの設定とアプリケーションレベルの設定が優先されます。
      • このAPEXインスタンスでアプリケーションによって使用されるセッションのデフォルトのアイドル時間を制御する正の整数を入力します。

      • 値をデフォルトの1時間(3600秒)に戻すには、値を空のままにします。

    3. セッション・タイムアウト警告(秒) - セッション・タイムアウト警告時間は、セッションがタイムアウトになるまでの時間を秒数で定義(最大セッションの長さ、または最大セッション・アイドル時間)し、ユーザーに警告します。最大セッション・アイドル時間の警告では、ユーザーがセッションを延長することを選択できます。最大セッションの長さの警告では、セッションの最大時間に到達したときに、データの喪失を避けるためユーザーは作業を保存するよう警告されます。この設定よりも、対応するワークスペースレベルの設定とアプリケーションレベルの設定が優先されます。
      • このAPEXインスタンスでアプリケーションによって使用されるセッションの警告時間を制御する正の整数を入力します。

      • 0を入力すると、セッション・タイムアウトの警告がオフになります。

      • 値をデフォルトの5分(300秒)に戻すには、値を空のままにします。

  5. 「変更の適用」をクリックします。

参照: