21.5.2 認可スキーム・タイプについて
認可スキーム・タイプは、認可スキームを作成するときに選択します。
認可スキーム・タイプにより、認可スキームの適用方法が決まります。開発者は、新しい認可タイプ・プラグインを作成して、このリストを拡張できます。
認可スキーム・タイプ | 説明 |
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EXISTS SQL問合せ | 認可スキームが1行以上を戻す場合は合格、行を戻さない場合は不合格となる問合せを入力します |
NOT EXISTS SQL問合せ | 認可スキームが行を戻さない場合は合格、1行以上を戻す場合は不合格となる問合せを入力します |
ブールを戻すPL/SQLファンクション | ファンクション本体を入力します。ファンクションがtrueを戻す場合、認可は成功します。 |
式1のアイテムがNULL | アイテム名を入力します。アイテムがnullの場合、認可は成功します。 |
式1のアイテムがNOT NULLです | アイテム名を入力します。アイテムがnullでない場合、認可は成功します。 |
式1のアイテムの値 = 式2 | アイテム名と値を入力します。アイテムの値が認可値と等しい場合、認可は成功します。 |
式1のアイテムの値 != 式2 | アイテム名と値を入力します。アイテムの値が認可値と等しくない場合、認可は成功します。 |
式1のプリファレンスの値 != 式2 | プリファレンス名と値を入力します。プリファレンスの値が認可値と等しくない場合、認可は成功します。 |
式1のプリファレンスの値 = 式2 | プリファレンス名と値を入力します。プリファレンスの値が認可値と等しい場合、認可は成功します。 |
グループ内 |
グループ名を入力します。グループがセッションの動的グループとして有効な場合、認可は成功します。『Oracle APEX APIリファレンス』のAPEX_AUTHORIZATION.ENABLE_DYNAMIC_GROUPSを参照してください。 アプリケーションでAPEXアカウント認証が使用される場合、このチェックにはユーザーに付与されたワークスペース・グループも含まれます。アプリケーションでデータベース認証が使用される場合、このチェックにはユーザーに付与されたデータベース・ロールも含まれます。 |
グループ内にない | グループ名を入力します。グループがセッションの動的グループとして有効でない場合、認可は成功します。 |
親トピック: 認可を介したセキュリティの提供