16.9.8 検索構成の編集

「構成の検索」、「編集」ページで共有コンポーネント内の既存の検索構成を編集します。

「構成の検索」、「編集」ページにアクセスするには:

  1. 「構成の検索」ページにアクセスします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「ナビゲーションと検索」で、「構成の検索」をクリックします。
      「構成の検索」ページが表示されます。
  2. 適切な検索構成ラベルを選択します。

    編集ページが表示されます。

  3. 「編集」ページで、属性を構成します。
    属性についてさらに学習したり、例を確認するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
  4. 設定:
    1. 検索タイプ - 検索タイプ(標準、Oracle TEXT、Oracleユビキタス検索またはリスト)を表示します。
    2. ラベル - 検索結果に表示するラベルを入力します。検索リージョン内で検索構成を使用するときに、ページ・デザイナでラベルをオーバーライドできます。
    3. 検索問合せ接頭辞 - 検索問合せでエンド・ユーザーが使用する接頭辞を入力します。接頭辞が付いた検索文字列は、同じ接頭辞を持つ検索構成にのみ使用されます。接頭辞が検索問合せで使用されているが、検索構成で定義されていない場合、接頭辞は無視され、文字列全体が検索に使用されます
    4. 静的ID - この静的IDを使用して、APIコールで検索構成定義を参照します(APEX_SEARCH.SEARCHファンクションを使用する場合など)。
  5. サブスクリプション - サブスクライブ元となるマスター検索構成を選択します。「検索構成のサブスクライブ」を参照してください
  6. ソース:
    1. ソース・タイプ - 検索構成のソースを指定します。検索構成は、表、SQL問合せ、またはSQL問合せを返すファンクション本体に基づくことができます。

      UIは、選択したソース・タイプに応じて変わります。このトピックは、「ソース・タイプ」が「SQL問合せ」に設定されていることを前提としています。属性についてさらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    2. ORDER BY句 - 取得されるレコードをソートするために使用する、有効なSQL ORDER BY式を入力します。
    3. 索引列名 - Oracle Text索引で索引付けされた列を選択します。Oracle Text索引は常に1つの特定の列に作成されますが、実際は複数の列または複数の表にさえ索引付けされる可能性があることに注意してください。詳細は、Oracle Textドキュメント内の「複数列のデータストア」または「ユーザー・データストア」を参照してください。
    4. テキスト問合せファンクション - 使用するテキスト問合せファンクション・タイプを選択します。

      Oracle Text問合せ構文は非常に複雑で強力であり、ワイルドカード検索、ステミング検索、ファジー検索などに対応する豊富な問合せ演算子が用意されています。エンド・ユーザーには、この構文が理解しにくいことがよくあります。拡張検索機能が自動的に適用された、エンド・ユーザーの単純な入力をOracle Text問合せに変換するファンクションを選択できます。テキスト問合せファンクションのオプションは次のとおりです:

      • なし - Oracle APEXは、キーワードandおよびorを除き、各問合せ語句を"{"および"}"で囲みます。
      • 検索エンジン - このファンクションは、完全一致だけではなく、関連する結果を取得する問合せ緩和検索を実行します。目的は、関連する結果を可能なかぎり多く取得し、ユーザーが正確な問合せを入力する必要なく、関連情報を簡単に見つけられるようにすることです。検索プロセスは、完全一致検索から開始し、次にステミングやファジー・マッチングなどの手法を使用して、問合せを徐々に緩和します。結果数を最大化しながら、検索エンジン・ファンクションは、一致度および関連度が最も高い一致を検索結果の最上位に常にランク付けします。

      • エキスパート検索 - このファンクションは、正確な問合せのためにより多くの拡張検索演算子をサポートします。これにより、完全一致、ブール演算子(AND、OR、NOT)、カッコ付きの優先度および近接検索が可能になります。パラメータを追加することで、検索動作をカスタマイズできます。これは、非常に具体的な問合せに基づく高精度の結果を必要とする場合に最適です。

        『Oracle APEX APIリファレンス』「APEX_SEARCH」QUERY_EXPERT_SEARCHを参照してください

      • カスタム - 「カスタム・ファンクション名」属性にカスタム・ファンクションを指定します。

  7. 列のマッピング - 適切な列を選択します。詳細や例を確認するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
  8. アイコンと表示 - アイコンとアイコンの表示オプションを構成します。UIは、選択した「アイコン・ソース」に応じて変わります。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
  9. リンク - リンクのタイプを選択します。UIは、選択した「リンク・タイプ」に応じて変わります。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。

    ヒント:

    別のページへのリンクの例を確認するには、「リンクを含めるための検索構成の編集」を参照してください。
  10. サーバー側の条件 - このコンポーネントがレンダリングまたは処理されるために満たす必要がある条件タイプをリストから選択します。UIは、選択した「条件タイプ」に応じて変わります。
  11. 詳細:
    • 認可スキーム - オプションで認可スキームを選択します。このコンポーネントをレンダリングまたは処理するためには、この認可スキームがTRUEと評価される必要があります。
    • ビルド・オプション - このコンポーネントのビルド・オプションを選択します。ビルド・オプションは、アプリケーション内のコンポーネントが有効かどうかを判別する事前定義された設定です。
    • コメント - 開発者コメントまたはノートを入力します。
  12. 「変更の適用」をクリックして、変更を保存します。