22.6 対話モード・レポートおよび対話グリッドに対応するデフォルト・レポートの翻訳
開発者が対話モード・レポートと対話グリッドに対応するデフォルト・レポートを翻訳する方法について説明します。
開発者は、対話モード・レポートと対話グリッドの両方でデフォルト・レポートを保存できます。開発者は、プライマリおよび代替のデフォルト・レポートを両方のレポート・リージョンから保存できます。APEXは、このように開発者が保存したデフォルト・レポートの翻訳をサポートしています。
ノート:
ユーザーが保存したレポート(パブリックまたはプライベートのレポートを含む)は翻訳できません。APEXでは、次のレポート設定の翻訳をサポートしています:
- 対話モード・レポートと対話グリッドの両方のデフォルト・レポートの場合:
- レポート名前と説明
- フィルタ名
- ハイライト名
- チャート軸のラベル
- 対話モード・レポートのデフォルト・レポートのみ:
- 計算のラベルと書式マスク
- ピボット集計のラベルと書式マスク
- GROUP BYのラベルと書式マスク
- 対話グリッドのデフォルト・レポートのみ:
- レポート集計ツールチップ
対話モード・レポートおよび対話グリッドのデフォルト・レポートを翻訳するには:
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開発者は、デフォルトのレポートをアプリケーションのプライマリ言語で保存します。
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保存したデフォルト・レポートをアプリケーション翻訳プロセスを使用して翻訳します。翻訳プロセスのステップは次のとおりです:
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アプリケーション言語の定義 - ターゲット・プライマリとターゲット・アプリケーションの言語を特定するマッピングを作成します。
「ステップ1: アプリケーション言語の定義」を参照してください。
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翻訳ファイルへのシードおよびダウンロード - 翻訳表をシードして、翻訳テキストを翻訳ファイルにエクスポートします。翻訳のシードにより、すべての翻訳可能なテキストが翻訳テキスト・リポジトリにコピーされます。言語を指定して翻訳テキストをシードした後で、翻訳用のXLIFFファイルを生成してエクスポートします。
「ステップ2: 翻訳ファイルへのシードおよびダウンロード」を参照してください。
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XLIFFファイルの翻訳 - 翻訳用のXLIFFファイルをダウンロードするか、手動で翻訳リポジトリを編集します。
XLIFFファイルには、デフォルトのレポートの翻訳可能テキスト(レポート名、計算ラベル、チャート・ラベル、Group By集計ラベル、ピボット集計ラベルなど)が含まれます。
「ステップ3: XLIFFファイルの翻訳」を参照してください。
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翻訳済XLIFFドキュメントのアップロードおよび適用 - 翻訳済テキストが含まれたXLIFFファイルをアップロードして、翻訳テキスト・リポジトリに翻訳内容を適用します。
「ステップ4: 翻訳済XLIFFドキュメントのアップロードおよび適用」を参照してください。
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アプリケーションのパブリッシュ - 翻訳したアプリケーションをユーザーが使用できるようにします。
翻訳がパブリッシュされると、デフォルトのレポートとその設定が翻訳されます。翻訳のないデフォルトレポートは、デフォルトの「アプリケーションのプライマリ言語」の設定を使用して表示されます。
「ステップ5: アプリケーションのパブリッシュ」を参照してください。
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関連項目:
親トピック: アプリケーションのグローバリゼーションの管理