9.7.7 LIST
用途
LISTコマンドは、データベース・サーバー・オブジェクトの属性のリストを表示します。表示されるオブジェクトは、名前またはフィルタで識別されます。表示される各オブジェクトの属性は、指定した属性リストで決定されます。
構文
LIST object_type [ name | attribute_filters] [attribute_list]
[DETAIL] [ORDER BY order_by_attribute_list] [LIMIT integer]使用上のノート
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object_typeは次のとおりです。
ALERTDEFINITIONALERTHISTORYDBSERVERIBPORT(ユーザー・ドメイン(domU)環境では使用できません)LUN(ユーザー・ドメイン(domU)環境では使用できません)METRICCURRRENTMETRICDEFINITIONMETRICHISTORYPHYSICALDISK(ユーザー・ドメイン(domU)環境では使用できません)ROLETHRESHOLDUSER
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DETAILオプションまたは属性リストを指定せずにobject_typeのみを指定してLISTを使用すると、このタイプの既存のオブジェクトの名前または属性のデフォルト・リストが表示されます。status属性を持つオブジェクト・タイプの場合は、オブジェクト名およびステータスが表示されます。METRICHISTORYオブジェクト・タイプの場合は、収集時間、オブジェクト名および値が表示されます。PHYSICALDISKおよびLUNオブジェクト・タイプの場合は、ID属性が表示されます。ALERTHISTORYオブジェクト・タイプの場合は、時間およびアラート・メッセージが表示されます。KEYオブジェクト・タイプの場合は、キー値が表示されます。
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表示される各オブジェクトの属性は、指定した属性リストで決定されます。空白またはタブを含む文字列である属性値は、引用符で囲む必要があります。
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表示されるオブジェクトは、属性フィルタにより決定されます。メトリックの数は多いため、コマンドの出力を絞り込む場合は
LIST METRICCURRENTまたはLIST METRICHISTORYコマンドの使用時にフィルタを使用してください。 -
DETAILオプションのないデフォルトの書式では、各オブジェクトが個別の行に表示され、指定した属性リストの順にタブで区切られた属性値が続きます。 -
DETAILを使用した書式の場合は、特定のオブジェクトの各属性が個別の行に表示され、属性名の後に値が表示されます。属性リストが指定されていない場合は、値を持つすべての属性が表示されます。表示される各オブジェクトは、空白行で区切られます。DETAILはATTRIBUTES ALLオプションに似ていますが、書式のみが異なります。 -
設定されていない属性は、
DETAILオプションでは表示されません。これに対し、空の値に設定されている属性はDETAILオプションで表示されます。 -
ORDER BYにより、属性の昇順または降順でオブジェクトに順序が付けられます。デフォルトは昇順です。 -
LIMITにより、表示するオブジェクト数の制限が設定されます。