1.10 dbmsrvサービスの概要
Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.1.0以降:
- データベース・ノードで管理サーバー(MS)が実行されます。以前のMSは、ストレージ・ノードでのみ実行されていました。
- データベース・マシン・サービス(
dbmsrv
)という名前のサービスが、データベース・ノードで実行されます。このサービスがベースとするMSは、ストレージ・サーバー上で実行され、データベース・ノードに拡張管理機能を提供します。 - Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.1.2以降では、データベース・ノードの管理サーバー(MS)で
sudo
は使用されません。そのため、sudoers構成は必要ありません。
Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.1.0以降のデータベース・ノード・サービスで管理サーバーを管理するために、特定のオペレーティング・システム・ユーザーおよびグループが追加されました。
ユーザーおよびそのIDは次のとおりです。
- dbmsvc: 12137
- dbmadmin: 12138
- dbmmonitor: 12139
グループおよびそのIDは次のとおりです:
- dbmsvc: 11137
- dbmadmin: 11138
- dbmmonitor: 11139
- dbmusers: 11140
次のトピックの説明に従って、このサービスのOSユーザーIDを変更できます:
- dbmsrvのユーザーIDおよびグループIDの変更
- dbmsrvのユーザーIDおよびグループIDの手動での変更
migrate_ids.sh
スクリプトが導入されたOracle Exadata System Softwareリリース18.1.12および19.1.2より前のリリースでは、dbmsrvユーザーのユーザーIDおよびグループIDを手動で変更する必要があります。
親トピック: 一般的な保守情報