1.2.1.3.2 Oracle Exadata Storage Serverの電源切断

Linux shutdownコマンドを使用して、Oracle Exadata Storage Serverの電源を切断し、再起動します。

次のコマンドを使用して、Oracle Exadata Storage Serverを直接停止します。

# shutdown -h now

Oracle Exadata Storage Serverの電源を切断すると、すべてのストレージ・サービスが自動的に停止します。

-rオプションを使用する場合、shutdownコマンドを使用してOracle Exadata Storage Serverを停止してから、再起動します。-nowオプションは、サーバーを即座に停止するかどうかを示します。

# shutdown -r now

rebootコマンドは、サーバーを再起動するためのもう1つのシステム・コマンドです。ただし、サーバーの再起動には、shutdown -r nowコマンドを使用するようにしてください。Oracle Exadata Storage Serverをシャットダウンするために、reboot -fコマンドは使用しないでください。

ノート:

シャットダウンまたは再起動のコマンドを連続で実行しないでください。これは、reboot -fと本質的に同じことです。

Oracle Exadata Storage Serverの電源を切断する際は、次の点に注意してください。

  • 複数のOracle Exadata Storage Serverを停止する前に、すべてのデータベースおよびOracle Exadata Storage Serverプロセスを停止する必要があります。

  • 1つのOracle Exadata Storage Serverの電源を切断しても、実行中のデータベース・プロセスまたはOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)に影響しません。

  • Oracle Exadata Storage Serverの電源切断または再起動により、データベースの可用性に影響を与える場合があります。

  • shutdownコマンドは、Oracle Exadata Storage Serverを電源切断または再起動するために使用できます。

関連項目:

  • Oracle Exadata Storage Serverの電源を切断してデータベースまたはOracle Clusterwareを稼働したままにする場合は、「Exadata Storage Serverのシャットダウン」を参照してください

  • 詳細は、SHUTDOWN(8)マニュアル・ページを参照してください。