1.2.1.1 Oracle Exadataラックの電源の投入

Exadata Storage Serverの電源を投入するには、サーバー前面にある電源ボタンを押すか、ILOMインタフェースにログインしてシステムに電源を投入します。データベース・サーバーの電源が投入され、オペレーティング・システムがブートすると、Oracle Clusterwareがインストールされている場合にOracle Clusterwareが自動的に起動します。Oracle Clusterwareは、自動的に起動する構成のすべてのリソースを起動します。

電源投入の手順は次のとおりです。

  1. ラック(スイッチを含む)。

    Exadata Storage Serverの起動前に、スイッチに数分間電力が投入されて電源投入の構成が完了していることを確認してください。

  2. Exadata Storage Server。

    データベース・サーバーの起動前に、すべてのExadata Storage Serverのブート・プロセスが完了していることを確認してください。すべてのサービスの起動に5から10分かかる場合があります。

  3. データベース・サーバー。