4.2 無反応になったILOMのリセット
Oracle Exadata System Softwareは、ILOMが応答しないことを検出すると、ILOMサービス・プロセッサを自動的にリセットします。
また、予防措置として、ILOMは90日ごとに自動的にリセットされます。次回の自動リセットを予測しやすくするために、ILOMを直接問い合せるかipmitool
を使用して、ILOMの稼働時間を取得できます。次に例を示します:
-
ILOMの使用:
-> show /SP/clock uptime /SP/clock Properties: uptime = 54 days, 15:41:51
-
ipmitool
の使用:# ipmitool sunoem getval /SP/clock/uptime Target Value: 54 days, 15:41:51
ILOMサービス・プロセッサは、様々な方法を使用して手動でリセットすることもできます。
- SSHを使用したILOMのリセット
- ILOMリモート・コンソールを使用したILOMのリセット
- IPMItoolを使用したILOMのリセット
- Oracle Exadata Database Machine X2-2 ServerおよびExadata Storage ServerでのSPリセット・ピンを使用したILOMのリセット
- Sun Fire X4800 Oracle Database ServerおよびSun Server X2-8 Oracle Database ServerからのSPの取外し
SSH、リモート・コンソールまたはIPMItoolを使用して、Sun Fire X4800 Oracle Database ServerまたはSun Server X2-8 Oracle Database ServerでILOMをリセットできない場合は、サーバーからサービス・プロセッサ(SP)を取り外して、再度取り付けます。 - ILOM電源からプラグを抜く
関連項目:
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)のドキュメント(http://www.oracle.com/goto/ilom/docs
)
親トピック: その他のOracle Exadataコンポーネントの保守