8.3.7.1 sudoによるpatchmgr (およびdbnodeupdateオーケストレーション)の実行
sudoを使用してpatchmgr (dbserver.patch.zipにパッケージされている)を実行することにより、セルのパッチ適用、RDMAネットワーク・ファブリックスイッチのパッチ適用、dbnodeupdate.shの実行のオーケストレーションなど、patchmgrの任意の機能を実行できます。
patchmgrはdbserver.patch.zipにパッケージ化されています。sudoを使用してpatchmgrを実行するために/etc/sudoersファイルを設定するには、次のステップを実行します。
ノート:
- patchmgrは、
sudoを使用して実行する場合でも、更新されるすべてのデータベース・ノードのroot SSH等価を要求します。 - 前述の設定では、
/u01/stage/patch/dbserverpatchのすべての内容がrootによって所有されている必要があります。 dbserver.patch.zipを更新する場合は、新しいバージョンをsudoersで指定した同じ場所に配置する必要があります。
正しく設定されたかどうかを確認するために、oracleユーザーとして前提条件チェック・モードでpatchmgrを実行します。
[oracle]$ cd /u01/stage/patch/dbserverpatch/
[oracle]$ sudo ./patchmgr --dbnodes dbgroup --precheck \
--repo http://my-yum-repo/yum/EngineeredSystems/exadata/dbserver/23.1.8.0.0/base/x86_64/ \
--target_version 23.1.8.0.0.231109
親トピック: ソフトウェア更新実行時のsudoの使用