9.1.1 DBMCLIの起動

DBMCLIは、管理するデータベース・サーバーでオペレーティング・システムのコマンドラインから起動できますが、ネットワーク接続されたクライアントからSecure Shell (SSH)を使用してリモートで起動することもできます。コマンドライン構文は次のとおりです。

dbmcli [-n] [-m] [-x] [ --xml | --json ] [ -e command ]

次の表に、DBMCLIコマンドで使用できるオプションを示します。

オプション 説明

-n

DBMCLIユーティリティを非対話型モードで実行します。このオプションでは、コマンド・プロンプトが非表示になり、コマンドライン編集機能が無効になります。

-m

DBMCLIを監視モード(読取り専用)で実行します。

-x

バナーを抑止します。

--xml

出力をXML形式で表示します。

--json

出力をJSON形式で表示します。

-e command

指定されたDBMCLIコマンドを実行します。次に例を示します:

$ dbmcli -e list dbserver detail
$ dbmcli -e "list dbserver attributes name where name like '.*dbm01'"

DBMCLIはコマンドの実行後に終了します。

DBMCLIでは、データベース・サーバーのオペレーティング・システム認証を使用します。DBMCLIには、ログイン・パラメータや接続コマンドはありません。DBMCLIが起動されるディレクトリは、DBMCLIのSPOOLおよびSTARTコマンドでのファイル・アクセスに制限がないデフォルト・ディレクトリです。