8.3.3.2 仮想化構成を更新するステップ

個別にpatchmgrを実行して、管理ドメイン(dom0)とユーザー・ドメイン(domU)が個別に更新されます。

管理ドメイン(dom0)の更新

  •  My Oracle Supportのパッチ21634633から最新のpatchmgrをダウンロードし、それを駆動システム上で実行します。 

  • My Oracle Supportからターゲットのdom0 Exadataソフトウェアをダウンロードし、それを駆動システム上で実行します。  My Oracle Supportのパッチ・ドキュメント888828.1を参照してください。 

  • 更新するデータベース・サーバーdom0のリストを含むcomponent_list_fileを作成します。  

  •  component_list_file内のすべてのデータベース・サーバーdom0上でrootへのpatchmgrを実行するユーザーからSSH等価を構成します。 

  • patchmgrバックアップを実行して、データベース・サーバーdom0のルート・ファイル・システムおよびオペレーティング・システムをバックアップします。

  • patchmgr前提条件チェックを実行し、問題を修正します。 

  • patchmgrを実行して、非ローリング(デフォルト)またはローリング(-rollingオプション)方式でデータベース・サーバーdom0を更新します。

ユーザー・ドメイン(domU)の更新

  1.  My Oracle Supportのパッチ21634633から最新のpatchmgrをダウンロードし、それを駆動システム上で実行します。 

  2. My Oracle SupportからターゲットのdomU Exadataソフトウェアをダウンロードし、それを駆動システム上で実行します。  My Oracle Supportのドキュメント888828.1を参照してください。

  3. 更新するデータベース・サーバーdomUのリストを含むcomponent_list_fileを作成します。   

  4.  component_list_file内のすべてのデータベース・サーバーdomU上でrootへのpatchmgrを実行するユーザーからSSH等価を構成します。  

  5. patchmgrバックアップを実行して、データベース・サーバーdomUのルート・ファイル・システムおよびオペレーティング・システムをバックアップします。

  6. patchmgr前提条件チェックを実行し、問題を修正します。 

  7. patchmgrを実行して、非ローリング(デフォルト)またはローリング(-rollingオプション)方式でデータベース・サーバーdomUを更新します。