4.5 ネットワーク・ポートでのリンク速度の確認

Oracle Exadata Database Machine X7-2計算ノードに対して正しいリンク速度を使用していることを確認してください。

Oracle Exadata Database Machine X7-2計算ノードでは、10GbEスイッチに接続している場合、問題が発生する可能性があります。これらの問題には、検出されていないリンク、またはゲートウェイに接続できないリンクが含まれます。

クライアント・ネットワーク・ポートでの10GbEネットワーク速度構成の解決

  1. rootユーザーとしてログインします。
  2. catコマンドを使用して、/proc/net/bonding/bondeth0ファイルを確認します。
  3. リンクが検出されていない10GbEネットワーク・インタフェース(xで指定)ごとに、次のコマンドを実行します。
    # ifdown ethx
    # ethtool -s ethx 10000 duplex full autoneg off
    # ifup ethx
    # ethtool ethx
  4. ethtoolコマンドからの出力で、検出されたリンクに対してyesが示されていることを確認します。
            Link detected: yes
  5. /etc/sysconfig/network-scripts(xはネットワーク・インタフェースに関連する数字です)内の適切なファイルを編集します。
    1. /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethxファイルを検索します。次の行がファイルにまだ存在していない場合は、追加します。
      ETHTOOL_OPTS="speed 10000 duplex full autoneg off"
    2. 関連付けられたifcfg-ethxファイル内のETHTOOL_OPTSが設定されておらず、10GbEスイッチに接続されているすべてのネットワーク・インタフェースについても前のステップを繰り返します。

    これで、ネットワーク・インタフェースでは、リンクが検出されたものとして表示されます。これらの変更は永続的であり、サーバーの再起動後に再度行う必要がありません。