2.1.15 最小バージョンおよびその他の要件

次に、Oracle Exadata System Software 24.1.0に適用される最小バージョンおよびその他の要件の概要を示します。

  • サポートされているOracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureの最小リリース:

    • リリース19c: バージョン19.15、2022年4月リリース更新(RU)

      ノート:

      19.23 (2024年4月)より前のOracle Grid Infrastructure 19cバージョンを使用しているシステムでは、Oracle Exadata System Softwareリリース24.1.0にアップグレードする前に、パッチ36114443 (19.22.0.0.240116ACFSRU)も必要です。パッチは、19.23より前のすべてのOracle Grid Infrastructure 19cバージョンに適用され、バージョン19.23以降のOracle Grid Infrastructure 19cリリースには組み込まれています。

    • リリース21c: バージョン21.6、2022年4月リリース更新(RU)

      ノート:

      21.14 (2024年4月)より前のOracle Grid Infrastructure 21cバージョンを使用しているシステムでは、Oracle Exadata System Softwareリリース24.1.0にアップグレードする前に、パッチ36114443 (21.13.0.0.240116ACFSRU)も必要です。パッチは、21.14より前のすべてのOracle Grid Infrastructure 21cバージョンに適用され、バージョン21.14以降のOracle Grid Infrastructure 21cリリースには組み込まれています。

  • 最小システム・ハードウェア・バージョン:

    • 2ソケット: Oracle Exadata X6-2

    • 8ソケット: Oracle Exadata X6-8

  • リリース24.1.0に更新する前に既存のシステムで必要なOracle Exadata System Softwareの最小バージョン: Oracle Exadata System Software 21.2.10 (2022年3月)

    ノート:

    データベース・サーバー上に仮想マシン(VM)が構成されているシステムでは、ゲストVMの前か後にハイパーバイザー(Oracle VM ServerまたはOracle Linux KVM)をアップグレードできます。ただし、各VMゲストがアップグレード前にOracle Exadata System Softwareの最小要件を満たしている必要があります。同様に、ハイパーバイザーもアップグレード前にOracle Exadata System Softwareの最小要件を満たしている必要があります。