11.2.18 Oracle Exadata Database Machine X2-2のデータベース・サーバー・コンポーネント

Sun Fire X4170 Oracle Database Serverのコンポーネント

  • 2基のクアッドコア・インテルXeon E5540プロセッサ(2.53GHz)
  • 72GB RAM (メモリー拡張キットを使用して144GBに拡張可能)
  • 4台の146GB 10K RPM SASディスク
  • ディスク・コントローラHBA(512MBのバッテリバックアップ式ライト・キャッシュを搭載)
  • デュアルポートの4X QDR(40GB/s)InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)
  • 4個の内蔵ギガビット・イーサネット・ポート
  • 1個のイーサネット・ポート(Sun Integrated Lights Out Manager(ILOM)のリモート管理用)

Sun Fire X4170 M2 Oracle Database Serverのコンポーネント

  • 2基のシックスコア・インテルXeon X5675プロセッサ(3.06GHz)
  • 96GB RAM (メモリー拡張キットを使用して288GBに拡張可能)
  • 4台の300GB 10K RPM SASディスク
  • ディスク・コントローラHBA(512MBのバッテリバックアップ式ライト・キャッシュを搭載)
  • デュアルポートの4X QDR(40GB/s)InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)
  • 4個の内蔵ギガビット・イーサネット・ポート
  • 1個のイーサネット・ポート(Sun Integrated Lights Out Manager(ILOM)のリモート管理用)
  • Intel 82599 10GbEコントローラを搭載した1つのデュアルポートの10GbE PCIe 2.0ネットワーク・カード

ノート:

  • Sun Fire X4170 M2 Oracle Database Serverは、8GB DIMMを使用した18個のDIMMスロットのうち12個が搭載された96GBのメモリーで工場から出荷されます。オプションのX2-2メモリー拡張キットを使用すると、残り6つの空スロットに16GB DIMMを使用して合計メモリーを192GB (12 x 8GBおよび6 x 16GB)に拡張したり、既存の8GB DIMMを16GB DIMMと交換してメモリーを追加し、合計メモリーを288GB (18 x 16GB)に拡張できます。

    メモリー拡張キットは、主に各データベース・サーバー上で多くのデータベースを実行する場合のワークロード統合用です。このシナリオでは、メモリー使用率が非常に高くても、CPU使用率が低いことがよくあります。

    ただし、DIMMメモリーの周波数が1333MHzから800MHzに落ちるため、すべてのメモリー・スロットの使用量は減ります。メモリーのパフォーマンス効果が遅いので、CPU使用率が高くなったように感じます。CPU使用率を測定すると、通常、増加率は平均して5%から10%です。増加量はワークロードによって大きく異なります。テスト用ワークロードでは、複数ワークロードの場合、増加率はほぼゼロでしたが、1つのワークロードの場合の増加率は約20%でした。