10.7.5 インターリーブ・グリッド・ディスク
この機能は、Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0で非推奨となりました。
グリッド・ディスクの領域は、インターリーブ形式で割り当てることができます。このタイプの領域割当てを使用するグリッド・ディスクは、インターリーブ・グリッド・ディスクと呼ばれます。この方法では、内側のトラックのグリッド・ディスクを犠牲にして外側のトラックを占有するグリッド・ディスクに優れたパフォーマンスを発揮させるのではなく、同じセル・ディスク上に存在する各グリッド・ディスクのパフォーマンスを均等化するよう試みます。
セル・ディスクは、外側半分(上部)と内側半分(下部)の2つの等しい部分に分割されます。新規グリッド・ディスクが作成されると、そのグリッド・ディスク領域の半分はセル・ディスクの外側半分に割り当てられ、グリッド・ディスク領域の残りの半分はセル・ディスクの内側半分に割り当てられます。グリッド・ディスクの上部は、外側半分の空き領域または使用済領域に応じて、外側半分で最初に使用できる最も外側のオフセットから開始します。グリッド・ディスクの下部は、内側半分で最初に使用できる最も外側のオフセットから開始します。
たとえば、100GBの領域を持つセル・ディスクCD_01_cell01
が完全に空で、そのセル・ディスクに50GBのサイズのグリッド・ディスクdata_CD_01_cell01
を作成する場合、セル・ディスクのレイアウトは次のようになります。
- Outer portion of data_CD_01_cell01 - 25GB
- Free space - 25GB
------------ Middle Point ------------------
- Inner portion of data_CD_cell01 - 25GB
- Free space - 25GB
関連項目:
グリッド・ディスクの詳細は、Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドを参照してください