2.1.14.1 ワイド表でのスマート・スキャン
Oracle Database 23aiでは、最大4096列を含むワイド表のサポートが導入されています。ワイド表を使用すると、非正規化(フラット)スキーマを使用してSQL結合を回避するアプリケーションが容易になります。ユースケースには、最新の分析、機械学習、Internet of Things (IoT)アプリケーションなどがあります。
Oracle Database 23aiと組み合せてOracle Exadata System Softwareリリース24.1.0を使用すると、ワイド表に対してExadataスマート・スキャンが有効になります。
ワイド表のサポートは、データベース・パラメータ・ファイル(init.ora
)にMAX_COLUMNS=EXTENDED
を設定して、データベースで構成する必要があります。データベースで有効にすると、フルパワーのExadataスマート・スキャンが自動的かつ透過的にワイド表に適用されます。
親トピック: Oracle Database 23aiと組み合せた機能