9.8.1 Oracle Databaseリリース12cリリース1 (12.1)および11gリリース2 (11.2)のサポート

Oracle Exadata Storage Server Software 12cリリース1 (12.1)は、単一のOracle Exadata Database Machine上で実行されるOracle Databaseリリース12cリリース1 (12.1)および11gリリース2 (11.2)をサポートしています。データベース・サーバーは、Oracle Exadata Storage Server Softwareリリース 12c リリース1 (12.1)がインストールされたすべてのExadata Storage Serverから、スマート・スキャン、高速ファイル作成および高速増分バックアップなど、最高のパフォーマンスを実現します。

Oracle Exadata Storage Server Software 12cリリース1 (12.1)では、オフロード・リクエストを処理するための適切なセル・オフロード・サーバーを実行することにより、複数のデータベース・リリースをサポートできます。Oracle Database 11gリリース2 (11.2)から生成されるオフロード・リクエストは、リリース11gオフロード・サーバーによって処理され、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)データベースから生成されるオフロード・リクエストは、12cオフロード・サーバーによって処理されます。

Oracle Exadata Storage Server Software 12c リリース1 (12.1)は、主要な各データベース・リリースに個別のオフロード・サーバーを含むようになったため、すべてのオフロード操作を完全にサポートすることができます。Oracle Database 11g リリース2 (11.2)から生成されるオフロード・リクエストは、自動的にリリース11gオフロード・サーバーによって処理され、Oracle Database 12c リリース1 (12.1)データベースから生成されるオフロード・リクエストは、自動的に12cオフロード・サーバーによって処理されます。

Exadata Storage Server 12c リリース1 (12.1)は、次のリリースのOracle Databaseをサポートできます。

データベース・リリース 最低限必要なリリース

11.2.0.2

バンドル・パッチ22

11.2.0.3

バンドル・パッチ20

11.2.0.4

現行のリリース

12.1.0.1

現行のリリース