3.2 デフォルトのパスワード要件
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)は、Oracle Exadata Database Machineにデフォルトのパスワード・ポリシーを実装します。
OEDAの最後のステップ、Oracle Exadata Database Machineの保護では、次のパスワード要件が実装されます。
- 辞書の単語が無効または受け入れられません。
- パスワードの文字クラスとは、大文字、小文字、数字、特殊文字です。
- パスワードには、4つの文字クラスすべての文字を含める必要があります。1つ、2つまたは3つの文字クラスしか使用しないパスワードは使用できません。
- パスワードの最小長は8文字です。
- パスフレーズを使用できます。パスフレーズの条件は、少なくとも3つの単語が含まれていること、16文字から40文字までの長さであること、および異なる文字クラスが含まれていることです。
- 新しいパスワードは古いパスワードに類似したものにすることはできません。新パスワードには、旧パスワードで使用されていない文字が8文字以上が必要です。
- パスワードでは、同じ文字を最大3連続まで使用できます。
- パスワードでは、同じ文字クラスの文字を最大4連続まで使用できます。たとえば
abcde1#6B
は、連続して5つの小文字を使用しているためパスワードとして使用できません。
親トピック: Oracle Exadataのユーザー・セキュリティ