2.3 分離ポリシーの使用
Oracle Exadata Database Machineは複数の分離レベルをサポートしています。
ITインフラストラクチャの統合、共有サービス・アーキテクチャの実装、およびセキュアなマルチテナント型サービスの提供を必要とする組織では、サービス、ユーザー、データ、通信およびストレージを分離すると有益です。Oracle Exadata Database Machineを使用すると、組織のニーズに基づいて、柔軟に分離ポリシーおよび戦略を実装できます。Oracle Exadata Database Machineのセキュアな分離には次のレベルがあります。
- ネットワーク・トラフィックの分離
Oracle Exadataは、複数のネットワークを使用してネットワーク・トラフィックを分割します。 - データベースの分離
オペレーティング・システム制御とデータベース機能を使用して、データベースの分離を有効にします。 - ストレージの分離
Oracle Exadataストレージは、RDMAネットワーク・ファブリック (InfiniBandまたはRDMA over Converged Ethernet (RoCE))を使用することでアーキテクチャの残りの部分と分離されます。