6.2.3.1 cellcli
セルに対してCellCLIコマンドを実行します。
用途
cellcli
コマンドを使用すると、指定したExadataストレージ・サーバーに対してCellCLIコマンドを実行できます。
構文
cellcli --cell cell-name [ --xml ] [ -e ] CellCLI-command
コマンド・オプション
cellcli
コマンドのオプションは、次のとおりです:
-
cell-name: 操作の対象となるセルの名前を指定します。
セルは名前で識別する必要があります。
lscell
コマンドを使用して、すべてのセル名を検出します。 -
--xml
: XML形式のコマンド出力を生成します。 -
-e CellCLI-command
: CellCLIコマンドを指定します。-e
引数はオプションです。
使用上のノート
ESCLIでcellcli
コマンドを実行するには、Exascaleユーザーにcl_admin
権限が必要です。Exadataストレージ・サーバーでは、コマンドはcelladmin
ユーザーの権限で実行されます。
例
例6-2 CellCLIコマンドの実行
次の例では、list cell
コマンドをCELL1
に対して実行します。どちらのコマンドも同じ機能を実行します。ただし、2番目のコマンドはオプションの-e
引数を指定します。
@> cellcli --cell CELL1 list cell
@> cellcli --cell CELL1 -e list cell
例6-3 CellCLIコマンドの実行およびXML形式の出力の生成
この例では、list cell
コマンドをCELL1
に対して実行し、コマンド出力がXMLを使用してレンダリングされます。
@> cellcli --cell CELL1 --xml list cell
親トピック: サービスおよびクラスタ管理