6.2.5.2 chstoragepool

ストレージ・プールを変更します。

用途

chstoragepoolコマンドを使用すると、Exascaleストレージ・プールを変更できます。

構文

chstoragepool storagepool-name [ --attributes attribute=value[,attribute=value] ... ] [ --reconfig [ --force ]]

コマンド・オプション

chstoragepoolコマンドのオプションは、次のとおりです:

  • storagepool-name: 変更するExascaleストレージ・プールを識別します。

  • --attributes: オプションで、ストレージ・プールの属性設定を1つ以上指定します。

    describe chstoragepoolコマンドを使用して、chstoragepoolで変更できるストレージ・プール属性の詳細を表示します。

  • --reconfig: ストレージ・プールを再構成し、基礎となるプール・ディスクの数またはサイズに対する変更を永続化します。再構成により、データがストレージ・プール内のプール・ディスク全体に均等に分散されるようにリバランス操作がトリガーされる場合があります。再構成に必要な時間は、ストレージ・プールのリバランスに必要なデータの移動量によって異なります。

  • --force: オプションで、システムが基礎となるプール・ディスクに対する明らかな変更を検出しなかった場合でも、再構成操作を強制します。

例6-54 ストレージ・プールのディスク・オフライン・タイマーの設定

次の例では、SP1という名前のExascaleストレージ・プールに関連付けられたディスク・オフライン・タイマー属性を設定する方法を示します。

@> chstoragepool SP1 --attributes diskOfflineTimerInMins=60

例6-55 プール・ディスクの再検出およびストレージ・プールの再構成

次の例では、プール・ディスクを強制的に再検出し、指定されたストレージ・プールを再構成する方法を示します。

@> chstoragepool SP1 --reconfig --force