1.2.21 機能

Exascaleには、Exascaleクラスタ全体でソフトウェア機能を追跡および管理するためのインフラストラクチャが含まれており、Exascaleクラスタ全体ですべてのサービス間の互換性を確保するために、Exascaleソフトウェアで自動的に使用されます。

たとえば、Exascaleクラスタ内の様々なサーバーにおけるExascaleソフトウェア・サービス間の通信用に新しいセキュリティ・プロトコルを導入する可能性を考えてみます。すべてのサーバーが認識できるように更新される前に、あるサーバーが新しい通信プロトコルの使用を開始した場合、明らかに通信は途絶します。インフラストラクチャを使用してソフトウェア機能を追跡および管理することで、Exascaleソフトウェアを更新して新しいプロトコルを促進することはできますが、クラスタ全体でサポートする準備が整うまでこの機能を無効のままにしておくことができます。

Exascaleソフトウェア機能を追跡および管理するインフラストラクチャは、主に内部的ですが、Exascale管理者はソフトウェア機能に関連付けられたメタデータを表示できます。また、管理者は、無効になっている機能を手動で有効にする機能など、いくつか手動で制御できますが、このような制御は通常、Oracleサポートのガイダンスの下で使用するために予約されています。