7.2.6 ls
ファイル/ディレクトリの詳細をリストします。
構文
ls [ -h ] [ -l ] [ -r ] [ -t ] [ -a ] [ -1 ] [ -s ] [ -d | --detail ]
[{ -w | --wallet } wallet-location ] [ -D | --debug ]
[ name ]コマンド・オプション
lsコマンドのオプションは、次のとおりです:
-
name: コマンドの対象となるファイルまたはボールトを指定します。
nameを指定しない場合、すべてのボールトがリストされます。nameが特定のファイルである場合、指定したファイルの詳細がリストされます。
指定したnameがボールト名で、
-sオプションを指定していない場合、ボールト内のすべてのファイルがリストされます。ボールト名またはファイル名を指定する際は、ワイルドカード(
%)を使用できます。 -
-h: 出力値を判読可能な書式(10M、22K、300Gなど)で表示します。このオプションは、-lオプションとともに使用します。 -
-l: ファイル・サイズおよび作成日を含む、より長いリストを表示します。 -
-r: ソート順序を元に戻します。 -
-t: アルファベットではなく作成時間でソートします。 -
-a: 非表示/特殊エントリを表示します。 -
-1: 出力の各行に1つのエントリをリストします。 -
-s: ボールトの内容ではなく、ボールト統計を表示します。このオプションは、name値がボールト名を指定する場合にのみ適用されます。このオプションは、name値がファイル名を指定する場合には無視されます。
-
-d、--detail: 属性の詳細リストを表示します。 -
-w、--wallet: Exascaleウォレット・ディレクトリへのパスを指定します。 -
-D、--debug: デバッグ・モードを有効にします。
例
例7-8 Exascaleボールトの内容のリスト
次の例では、@MYDATAボールトに含まれるファイルをリストします。
$ xsh ls @MYDATA
親トピック: XSHコマンド・リファレンス