6.2.4.4 lsacl

ファイルおよびボールトのACLをリストします。

用途

lsaclコマンドを使用すると、Exascaleファイルおよびボールトのアクセス制御リスト(ACL)をリストできます。

構文

lsacl  [ file-name | vault-name ] ...

使用上のノート

このコマンドを使用する際は、次の情報に注意してください:

  • file-nameおよびvault-nameは、操作の対象となるファイルまたはボールトの名前を指定します。ACLを表示する複数のファイルまたはボールトを指定できます。ワイルドカード検索にアスタリスク(*)を使用できます。

  • file-nameまたはvault-nameを指定しない場合、出力はESCLIセッションの現在の作業ディレクトリによって異なります。現在の作業ディレクトリがルート・ディレクトリの場合、コマンドはすべてのボールトのACLを返します。現在の作業ディレクトリがルート・ディレクトリでない場合、コマンドは現在の作業ディレクトリにあるすべてのファイルのACLを返します。

例6-36 すべてのボールトのACLのリスト

この例では、すべてのボールトのACLをリストします。

@> lsacl

例6-37 ボールト内のすべてのファイルのACLのリスト

この例では、@MYDATAボールト内のすべてのファイルのACLをリストします。

@> cd @MYDATA
@MYDATA/> lsacl

例6-38 ボールトのACLおよびファイルのリスト

この例では、@MYDATAボールトのACLとボールトに含まれるファイルをリストします。

@> lsacl @MYDATA @MYDATA/*