6.2.12.8 lsvolume
ボリュームをリストします。
用途
lsvolume
コマンドは、Exascaleボリュームに関する情報を表示します。
構文
lsvolume [ volume-id [ volume-id ] ... ] [ -l ] [ --detail ] [ --attributes attribute[,attribute] ... ]
[ --filter filter[,filter] ... ] [ --sort [-]attribute[,[-]attribute] ... ]
[ --count value ]
コマンド・オプション
lsvolume
コマンドのオプションは、次のとおりです:
-
volume-id: 情報をリストするExascaleボリュームを識別します。指定しない場合、すべてのボリュームに関する情報が表示されます。
-
-l
: 出力を長い表形式で返します。 -
--detail
: すべての属性を詳細な形式でリストします。 -
--attributes
: 表示する特定の属性をリストします。 -
--filter
: リスト出力をフィルタ処理するための条件の指定に使用されます。 -
--sort
: 指定された属性を使用して出力をソートするために使用されます。 -
--count
: レポートする結果の最大数を指定します。
使用上のノート
このコマンドを使用する際は、次の情報に注意してください:
-
フィルタ条件は、
<attribute><operator><value>
として指定します。使用可能な演算子は、=、!=、>=、<=、>および<です。
複数のカンマ区切りのフィルタ条件は、ANDロジックを使用して結合されます。
日付は、次の書式を使用して指定できます:
yyyy-MM-dd''T''HH:mm:ss
yyyy-MM-dd
(時間は午前00:00と見なされます)HH:mm:ss
(日付は本日と見なされます)
日付の後に、タイムゾーン指定を続けることもできます。
サイズは、接尾辞
K
、KB
、M
、MB
、G
、GB
、T
、TB
を使用して指定できます。接尾辞は、大/小文字が区別されません。 -
ソート属性は、
[-]attribute
として指定します。複数のソート属性はカンマで区切ります。デフォルトのソート順を昇順です。降順ソートの場合は、属性名の前に-
を付けます。たとえば、次を使用して、まず名前の降順でソートし、作成時間を昇順で使用して同じ名前のエントリをさらにソートします。
--sort -name,createTime
例
例6-155 特定のボリュームの情報のリスト
次の例では、ボリュームID: 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e
に関する詳細情報をリストする方法を示します。
@> lsvolume 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --detail
例6-156 特定のボリューム属性のリスト
次の例では、ボリュームID: 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e
の特定のボリューム属性をリストする方法を示します。
@> lsvolume 2:50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes id,size,iopsProvisioned
例6-157 フィルタに一致するボリュームのリスト
次の例では、サイズが100 MBを超えるボリュームの詳細なボリューム情報をリストする方法を示します。出力は、ボリューム・サイズでソートもされます。
@> lsvolume --detail --filter size>100M --sort size
親トピック: ブロック・ストア管理