3.1.5 Exascaleクラスタ・サービスのURLの格納

ウォレットを使用してExascaleストレージのデータ・ファイルに直接アクセスする場合、ウォレットにはExascaleクラスタ・サービス(EGS)のURLが格納されている必要があります。

この要件は、ウォレットがExascaleストレージのデータ・ファイルに直接アクセスしない場合には適用されません。たとえば、ウォレットがESCLIユーティリティを介したExascale管理操作にのみ使用される場合、ウォレットにExascaleクラスタ・サービス(EGS)のURLが格納されている必要はありません。

Exascaleクラスタ・サービス(EGS)のURLを格納する前に、ウォレットをすでに保持している必要があります。

Exascaleクラスタ・サービス(EGS)のURLは、Exascaleクラスタに関連付けられたexaRootUrl属性に格納されています。以前に構成した別のウォレットからexaRootUrl値をコピーして、必要な値を取得することもできます。

Exascaleクラスタ・サービス(EGS)のURLをウォレットに格納するには、ESCLI chwalletコマンドを使用して、次を指定します:

  • ウォレットの場所。
  • Exascaleクラスタ・サービス(EGS)のURL。

次に例を示します:

@> chwallet --wallet /home/user/user.wallet --attributes exaRootUrl="egs=egsexc4:192.0.2.217:5045 egs=egsexc4:192.0.2.218:5045 egs=egsexc4:192.0.2.219:5045"