1.2.14 Exascaleユーザー資格証明

Exascaleユーザー認証では、公開キーと秘密キーのペアが使用され、ユーザー資格証明はデジタル・キー・ストアに格納されます。

Exascaleユーザーは公開キーに関連付けられます。アイデンティティを証明してExascaleに接続するために、ユーザーは一致する秘密キーを指定する必要があります。

Exascaleユーザー資格証明は、ウォレットとも呼ばれるデジタル・キー・ストアに格納されます。Exascaleを使用するには、ユーザーのウォレットに秘密キーが含まれている必要があります。また、Exascaleトラスト・ストアのコピーも含まれている必要があります。便宜上、ウォレットにはExascale制御サービスのデフォルト・エンドポイントを格納することもできます。

柔軟なキー管理を容易にするために、各Exascaleユーザーを最大3つの公開キーと秘密キーのペアに関連付けることができます。ただし、各ウォレットには、1つのExascaleユーザー名と1つの秘密キーのみを含める必要があります。

セキュリティを最大限に高めるために、Exascaleユーザーは、自身の公開キーと秘密キーのペアを作成し、自身のウォレットを管理する必要があります。Exascale管理者とであっても秘密キーの共有は決してできないため、秘密キーの整合性を確保する場合に、これをお薦めします。