7.7.5.3 DESCRIBE ALERTHISTORY
用途
DESCRIBE ALERTHISTORY
コマンドは、ALERTHISTORY
オブジェクト・タイプの属性のリストを表示します。
構文
DESCRIBE ALERTHISTORY
使用上のノート
DESCRIBE ALERTHISTORY
コマンドの属性には、次のものがあります。
alertAction
: このアラートで実行する推奨操作alertDescription
: アラートの説明alertMessage
: アラートの簡単な説明alertSequenceID
: アラートの一意の順序IDwarning
からcritical
、またはcritical
からclear
など、アラートにより状態が変更されると、同じ順序番号と遷移時点のタイム・スタンプで別のアラート発生が作成されます。alertShortName
: アラートの省略名。アラートの基準がメトリックの場合、省略名は対応するメトリックのname
属性と同じになります。-
alertType
: アラートのタイプ。値はステートフルまたはステートレスです。- ステートフル・アラートは、
normal
に遷移すると自動的にクリアされます。 - ステートレス・アラートはクリアされません。アラートは、
examinedBy
属性を設定して変更できます。
- ステートフル・アラートは、
beginTime
: アラートによる状態変更が開始された時点のタイム・スタンプendTime
: アラートによる状態変更が終了した時点のタイプ・スタンプexaminedBy
: アラートを確認した管理者failedMail
: 通知が失敗した場合に送信する電子メールの受信者failedSNMP
: 通知が失敗した場合に送信するSNMPサブスクライバmetricObjectName
: メトリックのしきい値によりアラートを生成するオブジェクト(セル・ディスクやグリッド・ディスクなど)metricValue
: アラートを生成するメトリックの値name
: アラートの一意の識別子-
notificationState
: サブスクライバにアラート・メッセージを通知する場合の状況を示す番号- 0、または"non-deliverable": 試行されませんでした
- 1、または"sent": 送信に成功しました
- 2、または"attempting delivery": 再試行中です、最大5回
- 3、または"delivery failed": 5回の再試行に失敗しました
- 4、または"creating diagpack": このアラートの診断パッケージの作成とアラート電子メールの送信が保留されています。未処理または処理中のアラートを追跡するためにMSによって使用されます。これによりMSは、再起動された場合でも状態4のアラートから処理を再開し、アラート電子メールを送信できます。
sequenceBeginTime
: アラートの順序IDが最初に作成された時点のタイム・スタンプserviceRequestLink
: アラートに関連付けられているサービス・リクエストのURLserviceRequestNumber
: アラートに関連付けられているサービス・リクエスト番号-
severity
: 重要度レベル。値は次のとおりです:clear
info
warning
critical
例7-96 ALERTHISTORYオブジェクトの説明
CellCLI> DESCRIBE ALERTHISTORY
name
alertAction
alertDescription
alertMessage
alertSequenceID
alertShortName
alertType
beginTime
endTime
examinedBy modifiable
failedMail
failedSNMP
metricObjectName
metricValue
notificationState
sequenceBeginTime
serviceRequestLink
serviceRequestNumber
severity
関連トピック
親トピック: DESCRIBE