6.3.4.2 データベース統計および待機イベントを使用したExadataスマートFlash Logの監視
次の表では、REDO書込みおよびExadata Smart Flash Logのパフォーマンスの監視に役立つ様々なデータベース統計について説明します。これらの統計は、V$SYSSTAT
などの様々な動的パフォーマンス・ビューで使用でき、AWRレポートのグローバル・アクティビティ統計セクションまたはインスタンス・アクティビティ統計セクションに表示されます。
統計 | 説明 |
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REDO書込みサイズがカッコで示されたサイズより小さいREDO書込みの数。たとえば、 |
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Oracle Databaseログ・ライター(LGWR)プロセスによるREDOログ・ファイルへの書込みの合計数。 |
次の表では、REDO書込みおよびExadata Smart Flash Logのパフォーマンスの監視に役立つデータベース待機イベントについて説明します。待機イベントは、V$SESSION
、V$SYSTEM_EVENT
、V$SESSION_EVENT
などの様々な動的パフォーマンス・ビューに表示され、AWRレポートの待機イベント・セクションに表示されることがあります。
待機イベント | 説明 |
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log file parallel write |
Oracle Databaseログ・ライター(LGWR)プロセスは、REDOログ・ファイルへの書込みの完了を待機しているときに、このイベントを待機します。 Exadata Smart Flash Logが効率的に使用されていることは、このイベントの待機時間が比較的短いことで示されます。 |
特定の統計または待機イベントの可用性は、使用しているOracle Databaseのバージョンによって決まります。
親トピック: ExadataスマートFlash Logの監視