レプリケーション・ノードの作成およびデプロイ

構成プロセスの最後のステップでは、データ・ストア内の各ストレージ・ノードでレプリケーション・ノードを作成します。これは、topology createコマンドおよびplan deploy-topologyコマンドを使用することで行います。topology createコマンドでは次の引数を使用します。

  • トポロジ名 - トポロジを識別するための文字列。

  • プール名 - プールを識別するための文字列。

  • パーティションの数

初期の構成はプールで指定されたストレージ・ノードの数に基づきます。この数値はトポロジが作成されると確定され、変更はできません。このコマンドでは、プール内のストレージ・ノードに基づいて適切な数のシャードおよびレプリケーション・ノードが自動的に作成されます。

選択するパーティションの数が、データ・ストアに含まれる予定のシャードの最大数より大きいことを確認する必要があります。これは、パーティションの総数が静的であり、変更できないためです。単純なユース・ケースでは、次の算式を使用してパーティションの数を概算できます。
(Total number of disks hosted by the Storage Nodes  /
 Replication Factor) * 10
本番に使用するより正確な見積については、「パーティションの数」を参照してください。

plan deploy-topologyコマンドにはトポロジ名が必要です。

次のコマンドを発行すると、データ・ストアが完全にインストールされ、構成されます。

kv-> topology create -name topo -pool BostonPool -partitions 300
出力:
Created: topo
kv-> plan deploy-topology -name topo -wait
出力:
Executed plan 6, waiting for completion...
Plan 6 ended successfully

ノート:

明示的なストレージ・プールを作成していない場合は、前述のコマンドで-pool AllStorageNodesを使用します。

最終的なサニティ・チェックとして、show plansコマンドを使用してすべてのプランが成功したことを確認します。

kv-> show plans
出力:
1 Deploy Zone (1)          SUCCEEDED
2 Deploy Storage Node (2)  SUCCEEDED
3 Deploy Admin Service (3) SUCCEEDED
4 Deploy-RepNodes (4)      SUCCEEDED

その後、コマンドライン・インタフェースを終了します。

kv-> exit