Visual Studio Codeを使用したDML操作の実行

Visual Studio Codeプラグインを使用して、表からデータの追加、既存データの変更およびデータの問合せを実行できます。

データの挿入

  • 表エクスプローラを探し、「Refresh Schema」をクリックしてスキーマをリロードします。
  • 行を挿入する必要がある表を右クリックします。「Insert Row」を選択します。
  • 「Insert Row」パネルで、新しい行を挿入するための詳細を入力します。新しいROWを2つのモードで挿入できます。
    • シンプルな入力: このモードを使用すると、DML文を記述せずに新しい行を挿入できます。ここでは、フォーム・ベースの行フィールドのエントリがロードされ、行のすべてのフィールドの値を入力できます。
      • バイナリ・データ型の場合、入力する文字列はバイナリ値の有効なBase64エンコーディングである必要があります。または、目的の列にアップロードするファイルを選択してください。
      • 固定バイナリ・データ型の場合、入力する文字列はバイナリ値の有効なBase64エンコーディングである必要があります。または、列に対して指定されたサイズに基づいてファイルをアップロードしてください。

      ノート:

      バイナリ・データ型用としてアップロードするファイル形式は、.bin拡張子である必要があります。
    • 拡張JSON入力: このモードを使用すると、列名と対応する値をキーと値のペアとして含むJSONオブジェクトを指定することで、新しい行を表に挿入できます。入力は、複合データ型(配列、マップ、レコード)にすることもできます。
  • 「Insert Row」をクリックします。

データの変更 - UPDATE ROW/DELETE ROW:

  • 表エクスプローラを探し、「Refresh Schema」をクリックしてスキーマをリロードします。
  • データの変更が必要な表をクリックします。
  • 右側の「SQL>」の下のテキストボックスに、表からデータをフェッチするSQL文を入力します。問合せを実行するには、「>」をクリックします。
  • 個々のセルのデータを個別に表示するには、表のセルをクリックします。
  • 「Update Row」や「Delete Row」などのDML操作を実行するには、特定の行を右クリックします。表示されたコンテキストメニューからオプションを選択します。
    • Delete Row: 確認ウィンドウが表示され、「Ok」をクリックして行を削除します。
    • Update Row: リストされた行の下に別のHTMLパネルが開き、フォームベースのエントリに列名とそれに対応する値が含まれているか、入力をONキー・ペア・オブジェクトとして指定します。2つの方法のいずれかを選択し、新しい値を指定できます。

      ノート:

      どの行でも、PRIMARY KEY列およびGENERATED ALWAYS AS IDENTITY列は更新できません。

表に対するSQL問合せの実行

  • 表エクスプローラを探し、「Refresh Schema」をクリックしてスキーマをリロードします。
  • 表を右クリックし、「Browse Table」を選択します。
  • 右側の「SQL>」の下のテキストボックスに、SELECT文を入力して表からデータをフェッチします。
  • 問合せを実行するには、「>」をクリックします。対応するデータが表から取得されます。
  • 任意の行を右クリックし、「Download JSON」をクリックします。単一行がJSONファイルにダウンロードされます。ダイアログ・ボックスで、ファイルを保存する場所に移動して、「Save」をクリックします。
  • 「Download Query Result」をクリックして、SELECT文の結果全体をJSONファイルとして保存します。ダイアログ・ボックスで、ファイルを保存する場所に移動して、「Save」をクリックします。
  • 「Fetch All Records」をクリックして、表からすべてのデータを取得します。
  • 「Show Query Plan」をクリックして、問合せの実行プランを表示します。
  • 「Previous Commands」ドロップダウンをクリックして、最近実行されて出力を提供したSQL文を表示します。

    ノート:

    ドロップダウンには、処理中の表に関連するSQL文のみが表示されます。

Table Explorer

  • 「Table Explorer」ウィンドウで、特定の列のデータ型を確認できます。特定の列を指定すると、データ型の後に列名が表示されます。