xrstart
複数リージョン設定では、
xrstart
コマンドにJSON構成ファイルの完全パスを指定して、各リージョンでXRegionサービスを起動する必要があります。このサービスは長時間実行されるプロセスであるため、コマンドの最後に-bg
を付加することで、バックグラウンド・プロセスとして起動することをお薦めします。
ノート:
XRegionサービスを起動する前に、ローカルのKVStoreを起動する必要があります。ローカル・リージョンのKVStoreが起動していないか、アクセスできない場合、XRegionサービスは起動しません。java -Xms256m -Xmx2048m -jar $KVHOME/lib/kvstore.jar xrstart \
-config <complete path to the json.config file> -bg
表7-7 xrstartコマンドで使用されるパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
|
xrstart
コマンドを実行すると、status.<number of agents>.<agentId>.txtが正常に起動されたエージェントのプロセスIDとともに生成されます。
status.<number of agents>.<agentId>.txt
の内容を読み取ることで、xrstart
コマンド実行のステータスを表示できます。cat <complete path to the home directory for the XRegion Service>/status.<number of agents>.<agentId>.txt
サービス・ログで詳細なログも確認することもできます。このログは、前にXRegionサービスの構成ファイル(json.config
)に指定したXRegionサービスのホーム・ディレクトリにあります。