1.6.3 AHFフリート・インサイト・サーバーへのクライアント・クラスタの登録

AHFフリート・インサイト・サーバーにOracle Exachk、Oracle OrachkおよびOracle Trace File Analyzerの収集を自動的にアップロードするには、AHFフリート・インサイト・サーバーにAHFクライアント・クラスタを登録します。その後、AHFフリート・インサイトによってこれらのデータ収集が処理されて、整理された、洞察に富むサマリーが提供されます。

図1-2 AHFFIクライアントの登録


この図は、AHFFIクライアントの登録プロセスを示しています。

ノート:

  • サーバー上のAHFフリート・インサイトが設定されているポートが開かれていることを確認して、AHFクライアントで正常に登録できるようにします。
  • AHFフリート・インサイトのWebアプリケーションのポートは、AHFクライアント・システムによって公開されておりアクセス可能である必要があります。
  • AHFクライアントでは、AHF 24.9以上が実行されている必要があります。
  • AHFクライアントがクラスタで実行されている必要があります。
  • Platinumのお客様であり、AHFの収集/データがPlatinum Gatewayにアップロードされている場合は、Platinumユーザー用のアップロード構成を変更しないでください。
  • AHFフリート・インサイトに結果をアップロードするには、rootユーザーとしてそのアップロードを構成します。AHFでは、複数のエンドポイントにデータをアップロードできます。
  1. 登録コマンドをフェッチするには、インストール・ディレクトリからahffi infoを実行します。
    ./ahffi info
    Application URL : https://demo.oracle.system.com:5000/ahfservice
    Registration command : ahf configuration set --type fleet-insights --user-name <generic_registration_user> --url https://demo.oracle.system.com:5000

    汎用登録ユーザーを作成するには、「汎用登録ユーザーの作成」を参照してください。

  2. クライアント・クラスタをAHFフリート・インサイト・サーバー・ツールに登録するには、AHFクライアントでrootとして登録コマンドを実行します:
    ahf configuration set --type fleet-insights --user-name <generic_registration_user> --url https://demo.oracle.system.com:5000

    ノート:

    登録ユーザー名プレースホルダを置き換えます。

登録に成功すると、登録したクライアント・クラスタによって自動的に収集がAHFフリート・インサイトにアップロードされるようになります。インサイトを含むOracle Trace File Analyzer収集には、AHFフリート・インサイトのWebインタフェースから直接アクセスすることもできます。